急な引越しを行う方法!業者は当日対応もできる?流れややることを解説

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summary
  • 依頼のタイミングなどによっては当日に対応してくれる場合もあります
  • ただしライフラインや各種手続きには当日完了しないケースもあるため注意が必要です
  • 急な引越しの場合荷造りや不用品の処分は業者に任せることも検討しましょう

転勤や家庭の事情などで、急な引越しを余儀なくされる方もいるでしょう。引越し業者への依頼は、2tトラックと作業員の手配さえできれば、当日でも可能な場合があります。ここでは、急な引越しを依頼する条件や、必要な手続き、注意点、不用品の処分方法についてご紹介します。

引越し業者選びのポイントについては下記の記事でご紹介します。

業者への依頼は引越し何日前までにすればいい?

基本的に「何日前まで」という明確な期限はありません。しかし、週末や繁忙期は空きがない場合も多く、依頼できたとしても時間指定はできない可能性が高いでしょう。例年、引越しの最繁忙期は3月中旬~4月上旬とされています。

また、運搬する荷物量によっても即日の引越しの可否が決まる場合もあります。ワンルームや1Kの単身での引越しの場合、荷物が少ないため当日でも対応してくれるかもしれません。但し、急な引越し依頼は、料金が割高になる可能性があることに注意が必要です。

いずれにせよ、複数の引越し業者に見積り依頼をすれば、対応できる業者が見つかるかもしれません。引越しが確定次第、すぐに複数の引越し業者に問い合わせましょう。

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急な引越しを行うための条件

大手の引越し業者にこだわらないのであれば、地域密着型の引越し業者に依頼する方法もあります。大手に比べて地域密着型の業者のほうが、急ぎの引越しに対応している場合があるからです。地域密着型の業者は、急ぎの引越しに限らず、家財道具1つからの配送やクレジットカード払い、時間帯指定など、独自のサービスが強みです。

繁忙期などで引越し業者に依頼できない場合は、宅配便やレンタカーを使う方法もあります。そのほか、引越し業者が提供している荷物の一時預かりサービスを利用するなどして、一時的に荷物を保管しておくのも一つの方法です。一時預かりサービスは、多くの業者がオプションとして用意しています。利用前には、利用料金や受け付けている荷物量を確認しておくと良いでしょう。

時計を指さしている女性

急な引越しの流れとやること

引越し作業は慌ただしくなるものです。急ぎの引越しであれば、なおさら効率よく準備や手続きを行う必要があります。以下では、急な引越しにおける流れをご紹介します。

新居探し

新居が決まっていない場合は、すぐに新居を探しましょう。「時間がない」「引越し先が遠方などで探すのが難しい」などの場合は、プロに依頼するのもおすすめです。最近では、LINEやチャットで希望条件を伝えるだけで、条件に見合った部屋探しをしてくれるオンラインサービスもあります。単身赴任や急な一人暮らしであれば、家具・家電付き物件を選ぶのもおすすめです。

旧居の退去連絡

賃貸物件を解約する際は、事前に大家さんや不動産会社に「退去します」と伝えなければなりません。これは「退去(解約)予告」と呼ばれるもので、入居者の急な退去で、貸主側に予期せぬ損失が出ないように取り決められています。退去予告の期限は賃貸契約書に記載されており、1ヶ月~数か月前までの告知が一般的です。期日よりも遅れてしまうと、その分の家賃を請求される可能性があるので注意しましょう。

また、賃貸物件からの退去日には本人の立ち合いのもと、クリーニングや修理が必要な箇所をチェックしなければならない場合もあります。家の汚れや傷み具合によっては、敷金が返ってこなかったり、クリーニング・修繕費用を請求されたりすることもあるので、退去前には可能な限り掃除を済ませておくことをおすすめします。

引越し業者の選定

引越し前日や当日に引越し業者を探すのは難しいかもしれませんが、「一括見積りを活用する」「地域密着型の業者を選ぶ」など工夫して業者を選定しましょう。焦らず規約を確認して、悪質な業者を選ばないように気を付けなければなりません。なお、少ない荷物であれば、宅配便を利用する方法もあります。料金と距離によっては引越し業者と宅配便を併用するのもおすすめです。

荷造り

急な引越しが決まると慌ただしく準備に追われる日が続きますが、荷造りもなるべく早めにはじめておきましょう。台所や寝室、リビングなどエリアを分けて、段階的に行うのがおすすめです。

引越しの荷造りでは、まず使わないものから梱包するのが基本です。シーズンオフの洋服や寝具、電化製品、普段使わない食器や調理器具、買い置きの日用品などから順にダンボールに詰めていきましょう。この際、不用品の処分も同時に進められると効率的です。

引越し日までに使う予定のない荷物の準備が済んだら、使う頻度の低いものから梱包作業を行います。「まだ使うかもしれない」と判断に迷ったら、ガムテープで封をせずダンボールの蓋を開けておけば安心です。

また、引越しの10日~2週間前からは冷蔵庫の整理も進めておきましょう。直前になって困らないよう、食材や傷みやすい調味料を計画的に消費することも大切です。

追加料金で業者に荷造りを手伝ってもらうことも

急な引越しで荷造りする時間がない場合は、引越し業者にすべて任せることも検討しましょう。各業者に荷物の搬出・搬入から、梱包、荷解き、片付け、荷解き後の梱包資材の回収まで行うプランが用意されています。

業者によってすべての作業がプランに組み込まれていたり、追加料金によるオプションサービスとなったりする場合があるため、事前に確認しておきましょう。

ただし、荷物に関する作業をすべて依頼する場合も、現金や通帳、貴金属類などの貴重品は自分で管理して運ばなければなりません。業者が到着する前に貴重品をまとめておきましょう。

各種手続き

引越し先ですぐに生活できるように、水道やガス、電気、インターネット環境などのライフラインの手続きは早めにしておきたいところでしょう。漏れがないように必要な手続きをリストアップし、優先順位をつけて進めることが重要です。各種手続きの詳しい内容については、後ほどご説明します。

引越し

引越し当日は、まず旧居の搬出からはじまります。引越し業者が来る前に、荷物のリスト作りやトラックを駐車する場所の確認などを済ませておきましょう。

引越し業者が到着したら料金を支払い、搬出作業に立ち会います。荷物の搬出が完了したら旧居の掃除を行い、ゴミがあればきちんとまとめておきましょう。その後、必要ならガスの閉栓に立ち会い、鍵を大家さんか不動産会社に返却して旧居の引越し作業は完了です。

新居への移動後は、電気やガス、水道などの開始連絡に加え、なるべく先に近所へのあいさつ回りもしておきましょう。搬入作業やトラックの駐車などで迷惑をかける旨を伝えておくと、より丁寧です。引越し業者が到着したら搬入作業に立ち会い、カーテンや寝具、生活用品といった、すぐに使うものから荷ほどきをはじめます。

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急な引越しで必要な手続き

急な引越しに限らず、引越しの際に行わなければならない手続きがあります。以下で一つずつ確認していきましょう。

電気・ガス・水道

電気やガスは自由化に伴い、会社を自由に選べるようになりました。なかには、電力とガスを組み合わせたお得なプランを提供している会社もあるため、自分のライフスタイルに応じて検討しましょう。なお、ガスは開栓の立ち会いが必要なため、立ち会い希望日も伝えましょう。いずれも電話やインターネットにて手続きが可能です。

また、水道は現在住んでいる住所・転居先、それぞれの管轄の水道局に問い合わせて解約・使用開始の手続きを行います。

ライフラインの手続きに関してはこちらの記事で詳しくご紹介します。

住民票異動(移動)の手続き

転居先が現住所の市区町村外になる場合は、「転出届」の提出と「転出証明書」の発行が必要です。「転出証明書」は引越し後の住民票の異動手続きで必要となる場合があるため、現在住んでいる自治体で必ず発行してもらいましょう。転出届の申請は早めに済ませておくことをおすすめします。

※詳細は自治体によって異なるため、必要に応じて事前に各自治体にお問い合わせください。

住民票の異動手続きについてはこちらの記事で詳しくご紹介します。

インターネット回線

現在使用しているインターネット回線を転居先でも利用する場合は住所変更手続きを、新規契約する場合は解約手続きを行います。光回線を解約する場合や転居先で光回線を新規契約する場合は、工事が必要なケースもあるため確認が必要です。また、解約をする場合は解約手数料が発生する場合があるため、契約書や規約を確認しておきましょう。

光回線の手続きについてこちらの記事で詳しくご紹介します。

郵便局の転送サービス

転送サービスとは、郵便局窓口に転居届を提出すると、旧住所宛ての郵便物を転居先に転送してくれるサービスです。お申込みはインターネットでも可能です。なお、転送期間は届出日から1年間です。また、クレジットカードや請求書のように「転送不要」とされている郵便物は転送されないため、注意しましょう。

保育園・幼稚園・小中高校の転園転校手続き

子どもがいる家庭の引越しでは、保育園や幼稚園、小中高校の転園または転校手続きが必要です。また、引越し先が異なる市区町村の場合には住民票の発行が必要となる場合があるので注意しましょう。

●保育園・幼稚園…まず通っている保育園に「退園届」を提出します。これまで通っていた保育園や幼稚園に「在園証明書」を発行してもらい、転園先に「入園願書」「住民票」と併せて提出します。

●小・中学校…これまで通っていた学校に「在学証明書」および「教科書給付証明書」、市役所や区役所に「転入学通知書」を発行してもらい、転校先に提出します。

●高校…これまで通っていた学校に「在籍証明書」「成績証明書」「転学証明書」を発行してもらい、転校先の高校に提出。入学試験を受けて合格すれば転校が可能です。

※自治体によっては必要書類が異なるため、事前に自治体HPなどで確認をしましょう。

忘れがちな手続きは?

忘れがちなのが、クレジットカードや請求書、携帯電話の住所変更手続きです。前述のとおり、これらの重要書類は転送サービスが利用できないものもあり、転居先に届かなくて気付かないことがあります。クレジットカードやライフラインに関する請求書はインターネット上で住所変更できる場合が多いため、早めに手続きしておきましょう。ただし、銀行などの金融機関の住所変更をする際は、本人確認書類や通帳、届出印などを求められる場合が多く、手続きに時間がかかる可能性もあることを念頭に置いて、手続きを進める必要があります。

また、金融機関の場合、必要書類などを事前に確認してから手続きを行わないと、書類や時間が足りずに手続きができないこともあります。手続きの遅れに伴い、重要書類が届かないなどの事態は防ぎたいところです。金融期間の窓口で手続きをする際は、届出印が合っているか、必要書類がそろっているかを確認し、手続きを行う日は時間に余裕を持って向かいましょう。

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急な引越しの注意点

引越しは、住まい探しを含め2ヶ月前から準備を始めるのが理想です。希望の物件が見つかっても、入居審査のプロセスがあります。入居審査には最短でも3日、長ければ1週間~10日程度かかる場合もあります。

急な引越しをするとなると、物件探しに加え、現住所の解約手続き、不用品の処理などを通常より効率的に行わなければなりません。解約手続きがうまくできなければ、余分な家賃が発生し、不要品を適切に処分しなければ、転居先に運ぶ必要が発生するなど、思わぬ出費につながる可能性があるため注意が必要です。

新居が決まらないとき

急な引越しが決まると、転居先や時期によってはなかなか新居が見つからないこともあります。

「新居は決まらないけれど、どうしても今の家を引き払って移動したい」という場合には、トランクルームや引越し業者の一時預かりサービスに家具や荷物を託すのがおすすめです。

引越し業者が決まらないとき

急な引越しでは、引越し業者が決まらず困るケースもあります。荷物が少なかったり、大型家具・家電がなかったりする場合には、自分の車やレンタカーで運搬を済ませてしまってもいいでしょう。宅配便の利用もおすすめです。

荷物の量が多い、大型家具・家電を運びたいという場合には、トラックやハイエースといった大型車を借りれば運搬可能でしょう。

ただし自力での引越し作業は大きな手間や労力が必要なのと、特に大型家具・家電を自力で運ぶのは難しく、運搬中に旧居・新居に傷をつけてしまったり、最悪ケガをするリスクがあります。どうしても自力で引越しする必要がある場合は友人や家族などに手伝いを早めに頼むようにしましょう。

ごみや不要物の処理

ダンボールをひもで縛っている様子

ごみや不要物を処理する場合、「自治体に申し込む」「引越し業者に引き取り依頼をする」などの方法があります。ただし、年末などは粗大ごみの回収依頼が多く、自治体に依頼しても予約がとれない可能性があります。可能であれば、余裕を持って粗大ごみの回収依頼をしておきたいところでしょう。また、引越し業者でも引越し時に不用品の引き取りを受け付けていますが、基本的に有料での引き取りになりますし、受け付け不可の場合もあります。たとえば、生活ごみやパソコンなどは引き取りができないケースが大半でしょう。

不用品処分の方法

不用品は、「引越し業者に引き取ってもらう」「リサイクルショップを利用する」「不用品回収業者に依頼する」などの方法で処分できます。そのほか、フリマアプリの活用や知人への譲渡といった処分方法もおすすめです。

また、不要な組み立て式の家具は解体したり、木製の家具はのこぎりなどで切断して小さくしたりすれば、通常のごみの日に出せるかもしれません。いずれにせよ、転居先に持っていくのは、かさばるうえに引越し料金が高くなる可能性もあるため避けましょう。

引越し業者に引き取ってもらう

多くの引越し業者は、オプションサービスとして不用品の処分や買い取りを受け付けています。エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機などを有料(リサイクル料金+収集運搬料金)で引き取る業者のほか、書籍やCD、洋服、ピアノを買い取る業者もいます。

急ぎの引越しで不用品の処分が必要な場合は、引越し業者の公式サイトを確認したり、問い合わせたりして比較検討しましょう。なお、買い取りサービスを行っている業者は、家電の経過年数などの条件を設けている場合もあるため注意が必要です。

まとめてリサイクルショップに出す

出張買い取り・回収を行っているリサイクルショップにまとめて引き取ってもらうのもおすすめです。まとめて売ることで、買い取り金額を上乗せしてくれる業者もあります。状態の良い品物や人気の高い品物、取扱説明書や保証書がある品物も高値が期待できる場合があります。値段がつかなかった場合、無料で引き取ってくれる場合が多いのも強みです。

「不用品がたくさんある」「大型で運べない」などの場合は出張査定を、そのほかの場合は、自分で店舗に持ち込むか宅配査定を選ぶと良いでしょう。なお、悪質な業者を選ばないためにも、公式サイトや評判などを確認してからの利用が安心です。一度電話で問い合わせをしてから、業者の対応を確認するのも効果的でしょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者はリサイクルショップと異なり、買い取りは行っていません。また、自治体での回収と比較して、回収費用が割高になる可能性もあるため、事前の見積り依頼も重要です。

不用品回収業者は、大きな不用品の運び出しや自治体で回収不可のリサイクル家電の回収も受け付けているという強みがあります。なかには、2tトラック1台分に積み放題にできる定額プランを実施している業者もあるため、不用品が多い場合は検討してみると良いでしょう。リサイクルショップと同様に、公式サイトや評判、電話による問い合わせ対応なども確認して、信頼できる業者か判断することをおすすめします。

まとめ

この記事では、急な引越しを行う方法についてご紹介しました。急な引越しは慌ただしくなり、手続きや準備を忘れることもありますので、転勤や家庭の事情などで、急な引越しを余儀なくされる場合を除いて、基本的におすすめしません。

やむを得ず行う場合には、あとから忘れ物に気付くことがないように、引越し準備や手続きの確認が重要です。また、必要に応じて作業を業者に依頼するなど、工夫をして引越し作業を乗り越えましょう。