引越しは計画的に!引越し見積もりの平均金額と安くする方法や、業者の選び方をご紹介

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summary
  • 引越しの価格が1年で最も高い月は3月のため繁忙期の引越しは早めの行動が重要です
  • 引越しの費用は基本的に運賃・実費・付帯サービス料によって算出されます
  • 引越し契約後多く場合は引越し3日前までは無料でキャンセル可能です

引越しは、多くの人にとって頻繁に経験することのない一大イベントです。スムーズな引越しを実現するためには、きちんと計画を立て、特にお金の面で入念な準備をする必要があります。この記事では、引越しにかかる費用にはどのようなものがあるのかを解説したうえで、一人暮らしの場合、二人暮らしの場合、家族の場合に分けてそれぞれで必要となるお金の目安をご紹介します。最後に引越し料金を安くおさえるポイントもみていきましょう。

単身者の引越しの予算相場

繁忙期に引っ越す場合、市町村内などの短距離移動であれば、荷物の量に応じて約35,000~50,000円が相場です。引っ越す距離が長くなるにつれて高くなり、500km以上移動する場合には約122,000円となります。
通常期であれば、短距離の引越し代は約30,000~40,000円、長距離の引越し代は約101,000円です。

引越し費用の予算相場

距離通常期(5~2月)繁忙期(3~4月)
~15㎞未満
(市区町村内)
29,572円35,486円
~50㎞未満
(都道府県内)
41,525円49,830円
~200㎞未満
(同一地方内)
71,082円85,298円
~500㎞未満
(近隣地方)
86,460円103,752円
500㎞~
(長距離)
101,838円122,208円

退去費用の予算

退去費用、すなわち原状回復費用は、敷金がいくら返還されたかで予測できます。原状回復費用は部屋の使い方によって異なるため、敷金の返還は全額返還からまったく返還されないケースまでさまざまです。

政府の統計をみてみると、平均的には敷金の約4割が返還されています。したがって、原状回復費用は敷金の6割程度であることが一般的なようです。敷金を家賃の1ヶ月分程度とし、一人暮らしの家賃の全国平均を約50,000円とすると、その6割なので退去費用としては50,000×0.6=30,000円の費用がかかり、その分だけ敷金が返ってこなかったことになります。

原状回復費の一例

家賃原状回復費
50,000円30,000円

物件の初期費用

物件の初期費用は、家賃から決まる予算と、仲介手数料や鍵の交換費用などの家賃から独立した費用とを合計することで求められます。一人暮らしの家賃の全国平均を約50,000円とすると、物件の初期費用は約220,000円となります。場所によって大きく変わりますが、東京のシミュレーションを行う場合、家賃72,000円とし、前家賃や管理費、敷金礼金と仲介手数料を先述した相場の最安値で見積もり、火災保険料を5,000円、鍵交換費用を10,000円として足すと以下のような式になります。

7.2+7.2+7.2×0.05+7.2+7.2+7.2×0.5+0.5+1=約34.3万円

引越しにかかる初期費用の相場

エリア家賃初期費用
全国平均50,000円220,000円
東京平均72,000円345,000円

※火災保険を5,000円、鍵交換費用を10,000円として初期費用に含めて算出しています。

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二人暮らしの引越し予算

引越し代の予算

繁忙期に引っ越す場合、市町村内などの短距離移動の場合は約84,000円が相場です。引っ越す距離が長くなるにつれて高くなり、500km以上移動する場合に約200,000円となります。 通常期であれば、短距離の引越し代は約47,000円、長距離の引越し代は約112,000円です。二人暮らしの引越しでは荷物の量に大きなばらつきがあり、相場からずれることもあるため注意しましょう。また繁忙期と通常期で引越し代に大きな開きがあることも忘れてはなりません。

引越し費用の予算相場

距離通常期(5~2月)繁忙期(3~4月)
~15㎞未満
(市区町村内)
47,025円84,645円
~50㎞未満
(都道府県内)
59,543円107,177円
~200㎞未満
(同一地方内)
82,082円147,748円
~500㎞未満
(近隣地方)
97,460円175,428円
500㎞~
(長距離)
112,838円203,108円

退去費用の予算

一人暮らしの場合と同じように計算すると、二人暮らしの家賃として全国平均の約56,000円を用いれば、その6割、56,000×0.6=約33,000円が必要だったことになります。

原状回復費の一例

家賃原状回復費
56,000円33,000円

物件の初期費用

物件についても一人暮らしの場合と同じように計算すると、全国平均は約298,000円、東京都の場合は約432,000円となります。

家族の引越し予算相場

ここでは家族4人の引越しについて考えることにします。繁忙期に引っ越す場合、市町村内など短距離移動の場合は約122,000円が相場です。引っ越す距離が長くなるにつれて高くなり、500km以上移動する場合に約272,000円となります。

通常期であれば、短距離の引越し代は約68,000円、長距離の引越し代は約151,000円です。家族の引越しは荷物の量のばらつきがさらに大きくなるので、相場からのずれもより大きくなります。

引越し費用の予算

 

3人家族

4人家族

5人家族 

時期

通常期
(5~2月)

繁忙期
(3~4月)

通常期
(5~2月)

繁忙期
(3~4月)

通常期
(5~2月)

繁忙期
(3~4月)

~15㎞未満
(市区町村内)

54,219円

97,594円

68,002円

122,404円

73,502円

132,304円

~50㎞未満
(都道府県内)

67,573円

121,631円

82,742円

148,936円

88,242円

158,836円

~200㎞未満
(同一地方内)

95,645円

172,161円

120,461円

216,830円

131,461円

236,630円

~500㎞未満
(近隣地方)

111,023円

199,841円

135,839円

244,510円

146,839円

264,310円

500㎞~
(長距離)

126,401円

227,522円

151,217円

272,191円

162,217円

291,991円

退去費用の予算

家族の家賃として全国平均の約73,000円を用いると、その6割の約44,000円が必要だったことになります。

原価回復費の一例

家賃原状回復費
73,000円44,000円

物件の初期費用

前家賃や管理費、敷金礼金と仲介手数料を先述した相場の最安値で見積もると、全国平均は約346,000円、東京都の場合は約520,000円となります。

引越しの価格が1年で最も高い月は3月

単身者の引越しで最も料金が高くなるのは引越しの繁忙期である3月となり5.1万円台となります。

この時期は年度の境目にあたり、卒業・入学・就職などで多くの人の生活環境が変わるため、多くのサービス業では繁忙期に料金が上がり予約もとりづらくなります。引越し業界も例外ではなく、普段と比べて料金が大幅に上がるうえに予約も非常に早く埋まります。国土交通省も混雑緩和のために引越し時期の前倒しを呼びかけています。可能な範囲で、少し早めに行動することをおすすめします。

単身者の時期ごとの引越し費用相場

引越し時期 引越しの距離
~15㎞未満 ~50㎞未満
3月

51,991円

71,977円

11月

29,572円

41,525円

家族の時期ごとの引越し費用相場

引越し時期

2人家族

3人家族

4人家族

~15㎞未満

~50㎞未満

~15㎞未満

~50㎞未満

~15㎞未満

~50㎞未満

3月

100,320円

127,025円

115,667円

144,156円

145,071円

176,517円

11月

47,025円

59,543円

54,219円

67,573円

68,002円

82,742円

引越し費用相場が安い時期と高い時期は?引越しを安く行う時期や方法は、こちらをご覧ください。

引越し予算の内訳

引越し作業にかかる費用

引越し業者に支払う費用は、トラックを借り切る場合と小口の荷物を宅配便のようにほかの荷物と詰め合わせて運ぶ場合とで異なります。

引越しの費用は、基本的に以下の計算式で算出されます。

基準運賃
基準運賃は荷物を運んだ時間または距離を基準に定まります。

 

1t~2t車まで

3t~4t車まで

5t~6t車まで

作業時間

上限

下限

上限

下限

上限

下限

4時間制

20,360円

13,580円

24,000円

16,000円

26,900円

17,940円

8時間制

33,970円

22,650円

40,010円

26,670円

47,090円

31,390円

1時間増すごとに

3,410円

2,270円

3,890円

2,590円

4,670円

3,110円

出典:国土交通省近畿運輸局ホームページ

  • 料金
    休日、深夜・早朝の運送になると割増料金が加算されます。また、3月中旬~4月上旬までの繁忙期にも割増料金が設定されています。
  • 実費
    実費とは、作業員の人件費や有料道路の使用料などのことです。梱包資材も実費に含まれます。一般的にダンボールなどの梱包資材は一定量まで基本的料金に含まれています。
  • 附帯サービス
    附帯サービスとはいわゆるオプションのことです。洗濯機の取付、エアコン、アンテナの取り付け・取り外し、ピアノを運ぶ場合、家具の防虫・消毒など、業者によりさまざまなオプションが設定されています。
  • 不用品の処分
    引越しするときにはたくさんの不用品が発生します。小さなものは通常のごみとして処分できるのでお金はかかりません。家電や家具は自治体や不用品回収業者のサービスを使って処分します。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機はリサイクル制度を使って処分します。不用品の処分の詳細については自治体のサイトを確認したり直接問い合わせたりしてみましょう。

引越し時に不用品処分を依頼できるおすすめの業者10選|注意点も説明

いままでの物件から退去するための費用

退去するときには、物件の状態を元に戻す、すなわち「原状回復」を行う責任があります。原状回復とは、引越し作業でついたキズ、適切に手入れしなかったことでついた破損、タバコヤニや臭い、ペットがつけたキズなど、通常の消耗や経年変化にあたる劣化「以外」の部分を回復させることです。修理が必要となった場合、敷金を超えていれば費用が発生し、敷金を超えなければ差額が返金されます。なお、解約までの家賃も必要となるため注意しましょう。

新しい物件の契約にかかる費用

新しい物件に入居するときには、家賃だけでなくさまざまな費用が必要になります。主な費用は以下のとおりです。

前家賃・管理費(共益費)

家賃は前払いが基本です。そのため、新しい物件を契約するときには先に家賃を支払うことになります。月の途中で入居するときには日割り計算します。家賃の支払いが前になるか後になるかの違いですが、一時的に費用が発生するので引越し予算に入れておく必要があります。

管理費(共益費)は物件の共有スペースで使われる費用です。毎月家賃とともに支払う必要がありますが、前家賃を支払うときにも一緒に支払います。
相場については、前家賃は通常1~2ヶ月分、管理費は家賃の5~10%と言われることがありますが、実際は物件ごとに異なります。特にエレベーターなどの管理すべき設備が増えれば増えますし、同じマンションに入居していても面積が広ければ多く割り当てられます。

敷金・礼金

敷金は、賃貸借契約から生じる債務の担保としてあらかじめ支払っておく費用です。一般的には、部屋から退去するときの原状回復にかかる費用に充てられます。原状回復にあまり費用がかからなければ差額を返還され、逆に費用がかかれば追加して支払います。一方で、礼金は大家さんに対するお礼の意味で支払う費用なので返還されません。最近は「礼金なし」という物件が増えてきました。敷金・礼金ともに家賃の1~2ヶ月分が目安です。

仲介手数料

不動産会社に支払う手数料です。0.5~1ヶ月分の家賃が相場です。

火災保険料

火災保険への加入が義務付けられている物件も多くあります。2年分まとめて支払う場合の相場は10,000~30,000円です。

鍵の交換

トラブルを未然に防ぐために、多くの物件において借主が変わる度に鍵を交換します。10,000~20,000円が相場です。

家賃保証会社

物件を借りる際は、家賃の滞納に備えるために基本的に保証人が必要になります。保証人がいない場合は、保証会社を利用して物件を借りられます。その際、保証会社に支払う費用相場は家賃の0.5~1ヶ月分です。

引越しで賃貸を解約する流れ、申告・退去のタイミングは、こちらをご覧ください。

その他の費用

引越しにかかる主な費用として、上記のほかにも近所に挨拶回りをする際の「手土産代」があります。一戸建ての場合は両隣とお向かい、裏の住人、集合住宅なら管理人さんと両隣と階上・階下の部屋に対して500~1,000円程度の土産を持っていきます。

失敗しない引越し業者の選び方

複数の引越し業者の見積もりを取る

自分で作業する分を増やして必要な分だけ引越し業者のサービスを利用すれば、引越し料金をおさえられます。引越しの料金は引越し業者が提供するサービスによって異なるため、まずは複数の引越し業者の見積もりを取り、自分にとって1番リーズナブルな引越し業者を選びましょう。

地域密着の中小業者も視野にいれよう

引越し業者には大手業者と地域密着の中小業者がありますが、近距離での引越しは中小業者の利用も検討しましょう。多くの中小業者は一定の地域で地域密着型のサービスを展開しているため、地域内に土地勘があり柔軟な対応を期待できます。また、比較的少ないスタッフ人数のためチームワークが良く、同じスタッフに一貫して対応してもらえることが多い分、コミュニケーションを円滑にとれる可能性も高くなります。さらに料金も大手より安いことが多いため、引越し業者の充実したサービスを受けつつ安価に引っ越せるでしょう。

いつ引越し見積もりを依頼するべき?

余裕をもった引越しを考えると、「引越しの1ヶ月前」を目安に考えておくと良いでしょう。引越しの数日前でも見積もりができる場合がありますが、住んでいるエリアの予約状況によっては予約できない場合がありますので早目に準備しましょう。

引越し費用を安くする方法8選

8 お金

1.複数の不動産会社を比較する

一口に不動産会社といっても、スタッフの応対の仕方や取り扱い物件数、得意とするエリアなどそれぞれ特徴があります。複数の会社のサイトを比較したほうがいろいろな物件を探すことができるでしょう。また手数料の設定も異なるので、同じ物件でも費用が変わる場合があります。比較サイトを使うと簡単に多数の物件の情報を比較できるためぜひ活用しましょう。

2.土・日・祝日を避ける 

引越し代を安くするには、まず一つめとして曜日の調整が有効です。引越しは土日や前日である金曜日に需要が増して料金も上がり、平日の月~木曜日には土日よりも安く申し込めます。翌日が平日のため慌ただしくなる欠点はありますが、引越しになるべくお金をかけたくない場合にはぜひ選びたい選択肢です。引越し業者が空いているため予約をとりやすいメリットもあります。

3.敷金・礼金なしの物件を選ぶ

家賃が同じでも、敷金・礼金、仲介手数料、共益費などによって引越しにかかる費用が大きく変わります。最近は礼金や敷金、仲介手数料が無料になる物件も増えており、礼金なしの物件を選べば家賃1~2ヶ月分の費用を減らせます。ただし、礼金をなくした分だけ家賃を周囲の相場より高くする物件もあるので注意しましょう。

4.フリーレントを利用する

フリーレントとは入居してから一定期間家賃が無料になることです。1~2ヶ月分の家賃が無料になれば当然引越し料金を安くおさえられますが、フリーレントの物件は一定期間内に解約すると違約金やフリーレント分を請求される場合があります。また礼金なし物件と同じように、フリーレントでも家賃が相場より高く設定されていることもあるので注意が必要です。

5.荷造りや梱包を自分で行うプランを選択する

引越しのプランによっては業者が運搬だけでなく荷造りなども代行してくれるものがありますが、荷造り程度ならば自力でも十分可能です。少しでも安いプランにすることで出費をおさえられます。

荷造りを行うときには、なるべく玄関から遠い部屋を優先します。玄関付近に梱包済みの箱が積まれていると邪魔になり、万が一災害が起きた場合に避難に支障が出る危険もあります。梱包の順序は、季節外れのものや思い出の品といった当面使わないものを先に梱包しましょう。反対に、日用品など毎日のように使うものは最後まで梱包してはいけません。ダンボール箱に詰め込む量の目安として、1箱を一人で持てるくらいの重さにおさえるとちょうどよくなります。重いものは少数だけ入れて、軽いものは1箱に多数まとめます。荷物を詰めた箱には中身とキッチン、寝室、リビングなど新居での使用場所を書いておくと、搬入や荷解きの際に便利です。

6.複数の引越し業者の見積もりを取る

自分で作業する分を増やして必要な分だけ引越し業者のサービスを利用すれば、引越し料金をおさえられます。引越しの料金は引越し業者が提供するサービスによって異なるため、まずは複数の引越し業者の見積もりを取り、自分にとって1番リーズナブルな引越し業者を選びましょう。

7.単身パックを利用する

決まったサイズのコンテナボックスに荷物を積んで運ぶ、単身者向けのサービスです。業者によってサービスを提供している場合とない場合があるので、利用を検討する際は必ず事前に業者に問い合わせましょう。料金は、コンテナのサイズと引越し先までの距離によって変わります。料金相場は1ボックス当たりSサイズ(高さ約130~150cm前後)で、近距離の場合は約12,000円から、遠距離では約16,000円からとなっています。Lサイズ(高さ約150cm以上)は近距離で約15,000円から、遠距離で約18,000円以上です。また、夜間や日曜日・祝日に割増料金が発生する場合もあります。

なお、単身パックを利用する際は荷物のサイズに注意が必要です。まず、タンスやベッドなどの大きな家具は運べません。また、冷蔵庫や洗濯機、TVなどの家電製品も、大きさによっては積みきれない場合があります。

8.不用品を処分する

引越しの荷物が少なければ作業員の人数もチャーターするトラックの台数も少なくなるため、引越しにかかる費用をおさえられます。一人暮らしの場合はトラックをチャーターしない引越しプランを選べばさらに費用を安く済ませられます。不用品をできるだけ処分して、引越し先に持っていく荷物を減らしましょう。

引越し代金についての「よくある質問」

引越し代金については、時期による相場感の違いや安くおさえる方法を紹介しましたが、ほかにも、利用者の環境によってさまざまな疑問点が出てきます。以下に、典型的な質問とその回答をピックアップしてご紹介します。

引越し料金をローンで払える?

引越し料金をローンで払うこと自体は可能ですが、最終的な費用総額は高くなることが多いため、慎重に検討する必要があります。現金のほかにクレジットカードでも引越し料金の支払いが可能な業者は多くありますが、多額の出費となるため、一度に支払うのが難しいケースも出てきます。決済方法が一括のみか分割払いも対応しているかは業者によって異なるため、見積もり時点で確認しておきましょう。分割払いに対応していない場合は、ほかの方法で資金を調達する必要があります。よく利用されるのが、クレジット会社のカードローンや銀行のフリーローンです。フリーローンとは使途を限定しない個人向けローンで、特徴としてはカードローンよりも金利が低いことが挙げられます。利用する際には、資金の使い道を確認できる請求書などの書類の提出を求められる場合があります。ただし、いずれの方法を取るにしても、ローンである以上は金利が発生し、トータルでみた料金は一括で支払うよりも高くなるため、できる限り一括で支払えるよう、貯蓄しておくことをおすすめします。

転勤の引越し代金は会社が負担してくれる?

転勤に伴う引越し代金の負担が誰に帰属するのかを定めた法律はありませんが、多くの会社では就業規則や旅費規程、給与規程、転勤取扱規程などによって「会社負担」としています。ただし、一口に「転勤の引越し代金」と言っても「引越し業者に支払う料金」「敷金・礼金・仲介手数料・初回賃料などの物件初期費用」「転勤先への交通費・宿泊費」などさまざまで、どの範囲まで会社が負担してくれるのか事前に確認しておきましょう。なお、「新しく購入した家具や家電」「ピアノ・美術品など特殊な荷物の輸送料」「荷造り・荷解きなどを引越業者に依頼した場合のオプション料金」「規定の上限を超えた部分」などは自己負担となる場合が多いため、注意が必要です。

また、転勤ではありませんが、労働条件の相違を理由に労働契約を解除した労働者が、その会社で働くために転居しており、かつ契約解除から14日以内に帰郷する場合は、会社はその帰郷に必要な費用を負担しなければなりません(労働基準法第15条3項)。

引越し作業のスタッフにはチップを渡す必要がある?

引越し お兄さん

引越し作業員への心付け、いわゆるチップは基本的に不要です。引越し業者の規定で「チップは不要」としていることが多く、渡しても受け取りを拒否される場合があります。もし受け取ってもらえるようであれば、作業員一人につき1,000円程度をポチ袋に入れて、作業前に渡すことをおすすめします。渡すタイミングは作業後でも差し支えないのですが、いざ作業が始まるとバタバタして、うっかり渡しそびれる可能性もあります。また、作業前に渡すことで、作業員の方のモチベーションも上がり、気持ち良く作業してもらえます。もちろん、チップを渡さなかったからといって作業が雑になることはありませんが、最初に「よろしくお願いします」という気持ちを伝えることが大事です。

また、チップを受け取ってもらえない場合は、飲み物やお弁当、お菓子などを差し入れすると喜ばれます。飲み物は、季節によって温かいお茶や冷たいスポーツドリンクなど使い分け、作業中に飲みきらなくてもいいように、ペットボトルのものにしましょう。

一人暮らしの方の引越しは単身引越しナビでお得に引越し

単身引越しナビ

首都圏内での引越しを検討されている一人暮らしの方は、単身引しナビを利用することでお得に引っ越せます。単身引越しナビは、単身引越し希望者と引越し業者とのマッチングサービスで、「札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアの移動距離が31km未満の引越し」「15階以下の低・中層階住まい」「2トンショートトラック限定」という条件で利用可能です。なお、2トンショートトラックとは、容量約10㎥のコンテナを積むトラックで、1R~2K程度の間取りに住む単身者の引越しに適しています。

定額料金の明朗会計

単身引越しナビは、料金が定額制ということが大きな特徴です。単身引越しナビの料金体系は、移動距離が31km未満かつ2トンショートトラック限定であることから、「平日/休祝日」と「通常期/通常期/繁忙期」の組み合わせで、計6パターンの定額制となっています。最も安い「平日+通常期」の場合だと、税込29,480円(高速道路を利用した場合は高速道路料金が実費加算)で利用可能です。サイト上で直近3ヶ月のカレンダー別料金表も掲載されているため、お申込み段階で料金を明確に把握できます。また、単身引越しナビで成約すると、引越し業者から20枚のダンボールが無料で提供されるため、梱包資材費用もおさえられます。

クレジットカード払いも可能

単身引越しナビの積み切り料金パックを利用した場合は、現金支払いのほかにクレジットカードによる支払いも可能です。ただし、個別見積もり案件となった場合は、引越し業者によって対応可能な範囲が異なるため、個別に確認する必要があります。

安いだけじゃない!安心のベテラン引越し業者とマッチング

単身引越しナビのもう一つの大きな特徴は、ほかの一括見積もりサービスとは異なる、引越し業者とのマッチングサービスであるという点です。利用者はまず、サイトの入力フォームにて引越しに必要な住所や引越し先、荷物の情報、引越し希望日といった情報を入力します。単身引越しナビはこの情報をもとに希望条件に合う引越し業者をマッチングしますが、この段階では電話番号などの個人情報は引越し業者に開示されません。そのため、一括見積もりサービスでありがちな、引越し業者から電話やメールが殺到する心配はありません。マッチングの連絡を受けた利用者が支払情報を登録すると、引越しのお申込みが成立し、担当の引越し業者から日時の確認連絡やダンボールの配送を受けるという流れです。

なお、マッチング対象の引越し業者は、国の許認可(一般貨物自動車運送事業許可)を取得し、独自の審査を通過した信頼できる引越し業者のみであるため、安心して利用できます。

引越しはキャンセルできる?契約後のキャンセルの場合は?

引越し見積もりはあくまでも見積もりであって、引越し業者と契約を交わすわけではないため、キャンセルをすることが可能です。見積もりの段階ではキャンセル料金が発生することはありません。

契約後も引越し3日前までは無料でキャンセルできる

見積もりの結果、依頼したい引越し業者がきまったら引越し業者と契約を交わすことになります。しかし、契約後にやむをえない理由でキャンセルをすることは可能なのでしょうか?

多くの引越し業者では、国土交通省の「標準引越運送約款」に則ってサービス運営を行っています。この約款によると、キャンセル料金が発生するのは以下のとおりです。

キャンセル日キャンセル料
2日前見積運賃等の20%以内
前日見積運賃等の30%以内
当日見積運賃等の50%以内

なお、引越し業者のなかには独自の約款を採用している場合もあるため、提示された約款は必ず確認しておきましょう。引越し予定日に近づくほどキャンセル料や手数料が高くなるので、しっかりとスケジュール管理をすることが重要です。やむを得ない事情で急遽キャンセルや延期をする場合は、引越し業者の都合を考慮して、キャンセルが確定次第早めに連絡するのがマナーです。

まとめ

引越しは多くの人にとって人生の一大イベントです。やるべきことがたくさんあるので、特に引越しに慣れていない人はいきなり実行に移そうとせず、しっかりと計画を立てるようにしましょう。計画を立てることで引越しに必要な費用や日数が見えてきます。引越しは一時的に多額の予算が必要なライフイベントなので、計画的に予算を立て、節約方法を駆使しながら「コスパの良い」引越しを目指してください。