引越し見積もりの断り方とマナー|メールの書き方と使える例文も紹介

引越し見積もりの断り方とマナー|メールの書き方と使える例文も紹介
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summary
  • 引越しの見積もりは断れます
  • 見積もりの断り方は電話とメールがあります
  • メールだと埋もれて見逃す可能性があるので断りの連絡を入れる場合は電話がおすすめです

日程の都合があわなくなった、などの理由で引越しの見積もりを断りたいということもあるでしょう。結論から言うと、引越しの見積もりは断れます。見積もりでは契約に至っていないので、手数料なども発生しません。

ただし、断り方には少々注意が必要です。断り方によっては、意思疎通がうまく図れず、引越し業者から断ったはずの見積もりが来てしまうケースもあります。

そこで今回は、引越しの見積もりを断る方法について解説していきます。

引越し見積もりは断れる?

引越し見積もりは断れる?

複数社に見積もりを取る途中で依頼する事業者が決まってしまったり、予定していた日程の都合が悪くなったりした場合は引越しの見積もりを断れます。また、見積もり前の段階であれば契約関係もないので、見積もりの取り消しで特に費用が発生することもありません。

ただし、標準引越運送約款にあるとおり、発送地または到着地に下見に行った場合に限り、下見に要した費用を請求されることがあります。

しかしこれも引越し業者には見積もりを行う前に依頼主に通知する義務があるので、この通知がない限り、費用は発生しません。もし通知もなく費用の請求があった場合は、請求に応える必要は基本的にないことを覚えておきましょう。

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引越し業者に断りの連絡を入れる方法

引越し業者に断りの連絡を入れる方法

引越し業者に断りの連絡を入れる場合は、次の二つの方法があります。

  • 電話で引越し見積もりを断る
  • メールで引越し見積もりを断る

どちらの方法を選択しても良いのですが、メールは見落とす可能性があるので、基本的には電話で断りの連絡を入れるのが良いでしょう。

電話で引越し見積もりを断る方法

引越しの見積もりを断る場合は、基本的に電話が好ましいでしょう。なぜなら、メールだと見落とす可能性があるからです。特に大手事業者の場合はメールの量が多いため、その可能性が高くなるかもしれません。そのため、確実性を持たせるためにも、引越し見積もりは電話で断るようにしましょう。

連絡先は引越し業者の代表電話番号がおすすめです。営業所や営業担当者に直接電話するのが悪いわけではありませんが、場合によっては理由をしつこく尋ねられたり、再度営業をかけられたりすることもあります。

その点、代表電話番号にかければ、オペレーターの方が事務的に対応してくれるので、スムーズに見積もりを断れるでしょう。

メールで引越し見積もりを断る方法

電話するのが苦手、または電話をする時間が取れない場合は、メールを利用して見積もりを断りましょう。メールで連絡する際の例文は次のとおりです。

見積もりを断る際の例文

お世話になっております。

×月×日×時に引越しのお見積もりのお約束をしている〇〇と申します。

登録した電話番号は090-0000-0000です。

会社の都合で引越しが延期になり、時期が未定となったため、
お見積もりをキャンセルさせていただければ幸いです。

申し訳ありませんがよろしくお願いします。

○○

やり取りや確認の手間を省略するためにも、見積もり予約をした日時と名前、電話番号を記載しておくのがおすすめです。

断る際の理由については、「他社での見積もりが終わり、そのまま他社に決まった」と正直に話すよりも、例文のように外的要因を理由にした方がスムーズに話が進むでしょう。例文については、さらに詳しく後述しているので、このまま読み進めてください。

また、見積もりの日程が決まっていない場合は、断りの連絡をする必要はありません。ただし、事業者によっては見積もり日程が決まるまで連絡が続くこともあるので、不要な場合はメールで「今後一切、連絡は不要です」と伝えましょう。

見積もり前後のキャンセル方法については、「引越し見積もり前後のキャンセル連絡方法!費用は発生する?」で解説しているので、あわせてご確認ください。

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【タイミング別】引越し見積もりの断り方

【タイミング別】引越し見積もりの断り方

ここでは次のタイミング別に引越しの見積もりの断り方を紹介します。

  • 一括見積もりを依頼
  • 訪問見積もりに来てもらう前

一括見積もりを依頼

インターネット上の見積もりサイトを利用して一括見積もりを依頼した場合、断りの連絡を入れる必要はありません。引越し業者側からは連絡が来る可能性が高いですが、無視しても大丈夫です。

ただし、無視していても何度も連絡が来るようであれば、一度応対して「これ以上の連絡は必要ない」旨をはっきり伝えましょう。

一括見積もりサイトのなかには、見積もりの取り消しについての方法が記載されている場合もあるので、その場合はサイトの指示に従って取り消し作業を行いましょう。

訪問見積もりに来てもらう前

訪問見積もりに来てもらう前に見積もりを断りたい場合は、できるだけ早めに依頼した引越し業者に連絡しましょう。この段階では費用が発生することはありませんが、連絡を入れずに無視するのはマナー違反です。

連絡なしのキャンセルは事業者側に迷惑がかかるので、必ず連絡を入れましょう。メールの場合は見落としている可能性があるので、事業者側からの返信が来るまで安心せずに、何度か連絡を入れるのがおすすめです。

訪問見積もりをしてもらった後

引越しの見積もりは複数社から取るのが一般的です。しかし、実際に依頼するのは1社です。そのため、見積もりを依頼したほかの事業者へは依頼しないことになりますが、そのまま何もしないのは好ましくありません。契約しないことが決まった段階で、その旨を各事業者に伝えるようにしましょう。

ちなみに先に説明したとおり、この段階でも基本的に費用は発生しません。ただし、場合によっては下見にかかった費用が請求される可能性もあります。費用が発生する場合は、標準引越運送約款により見積もり前に金額の提示が義務づけられているので、金額の提示がない場合は請求に応じる必要はありません。

契約後

契約後に解約を申し出る場合は、タイミングに注意する必要があります。なぜなら解約のタイミングによって次のように解約手数料が発生するからです。

タイミング 請求額の目安
引越しの2日前 見積もり運賃等の20%以内
引越しの前日 見積もり運賃等の30%以内
引越しの当日 見積もり運賃等の50%以内

契約後に解約する必要がでてきた場合は、予定がわかった段階でできるだけ早く連絡しなければなりませんが、引越しの3日前までであれば解約手数料は発生しません。

ただし、なかには独自の約款を使用している事業者もいます。その場合は、約款に記載されている内容に従うことになるので、契約後は必ず約款に目を通しておきましょう。

ちなみに上記期間内に日程変更の連絡をした場合も一旦解約して、再度契約を結び直すことになるので、解約手数料が発生します。なお、事業者側の都合による場合、上記の期間内であっても作業ができないほどの悪天候・自然災害が起きた場合は、解約手数料は発生しません。

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引越し見積もりを断る際のマナー

引越し見積もりを断る際のマナー

引越しの見積もりを断る際には、厳密なマナーはありません。ただし、礼儀として次のようなことはおさえておきましょう。

【引越し見積もりを断る際のマナー】

  • 断りの連絡を入れる
  • 理由を伝える
  • 感謝を伝える

費用が発生しないとはいえ、引越し業者は見積もりのために日程を確保しています。この事実を無視して、断りの連絡も入れないままにしておくと、事業者側は時間を無駄にすることになります。

そのため、断る際には必ず連絡を入れましょう。方法は電話またはメールのどちらでも大丈夫ですが、確実に意思疎通を図るためにも電話がおすすめです。

断りの際には、時間を確保してもらったことへの感謝と、断ることになった理由を添えます。ただし、理由に関しては正直に話すよりも職場の都合といった外的要因で伝える方が、スムーズに話が進む可能性があるでしょう。

引越し見積もりを上手に断るコツ

引越し見積もりを上手に断るコツ

引越し見積もりを上手に断るには次のような点を意識しましょう。

【引越し見積もりを上手に断るコツ】

  • 連絡は代表電話へ
  • 断りのトークを工夫する

先にも紹介していますが、電話で断りの連絡を入れる際は、代表電話番号に電話しましょう。代表電話番号に連絡すればオペレーターの方が事務的に対応してくれます。注意が必要な点としては、営業担当者から折り返しが来る可能性があることです。

電話に出てしまうと、考え直すように説得が始まることもあります。そうした事態を避けたい場合は、代表電話番号に連絡した際に、「担当者からの連絡は不要です」とひと言付け加えるようにしましょう。

また、断る際のトークを少し工夫するだけでも、スムーズに断れるかどうかが違ってくるでしょう。断る際のトーク例は、次章で例文を用いて解説します。

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引越しの見積もり~契約を断る際に使える例文集

引越しの見積もり~契約を断る際に使える例文集

引越し見積もりを断る際に使える例文集を用意したので、断る場合の参考にしてください。

訪問見積もりに来てもらう前に断るとき

訪問見積もりを断る際は、日時と名前を必ず伝えましょう。メールの場合は、電話番号を添えておくとより丁寧です。

【例文:電話の場合】

お世話になっております。

私、○月○日○時から訪問見積もりのお約束をしております、△△△と申します。

大変申し訳ございませんが、会社の都合により引越し時期が延期となり、日程が定まらないため、
依頼していた訪問見積もりのキャンセルをお願いいたします。

お忙しいなか、予定を確保いただいていたにも関わらず申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。

【例文:メールの場合】
件名:○月○日の訪問見積もりについて

◎◎引越センター
□□□様

お世話になっております。

○月○日○時に訪問見積もりをお約束している△△△でございます。

ご予定を確保いただいているところ大変申し訳ございませんが、
会社の都合により引越し時期が延期となり、日程が定まらないため、
依頼していた訪問見積もりのキャンセルをお願いいたします。

何卒よろしくお願いいたします。

△△△
電話番号:080-1234-5678

訪問見積もりをしてもらった後に断るとき

訪問見積もり後に契約を断る際は、次の2パターンで断り方を若干変えることをおすすめします。

  • 契約する可能性が残っている事業者への断り方
  • 契約する可能性がない事業者への断り方

それぞれのパターンで例文を見ていきましょう。

契約する可能性が残っている事業者への断り方

契約する可能性が残っている事業者に対しては、積極的に「他社との契約に迷っていること」を伝えましょう。そうすることで、金額面などで融通がきく可能性も出てくるかもしれません。

【例文:電話の場合】
お世話になっております。

私、○月○日○時から訪問見積もりのお約束をしております、△△△と申します。

先日はお時間いただき、ありがとうございました。

貴社と他社様で迷っていたのですが、今回は他社様に依頼しようかと思います。
大変申し訳ございませんが、お見積もりいただいた件はキャンセルしたく存じます。

よろしくお願いいたします。

【例文:メールの場合】
件名:引越しの件

◎◎引越センター
□□□様

お世話になっております。

○月○日に訪問見積もりをいただいた△△△でございます。

先日はお時間いただきありがとうございます。

引越しの件ですが、別で見積もり依頼をしていた他社様に依頼しようかと思います。
大変申し訳ないのですが、今回はキャンセルとさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

△△△
電話番号:080-1234-5678

ポイントは「しようかと思う」と、少し迷っている雰囲気を出すことです。そうすることで、電話であれば電話口で、メールであれば折り返しメールなどで、他社がどういったサービス内容・金額・オプションを提示してきたのかを聞かれる可能性が出てきます。

その際に、他社が提示してきた条件を伝えることで、同じ条件、または他社よりも安い金額の提示の可能性があるかもしれません。

契約する可能性がない事業者への断り方

契約する可能性がない事業者へは、きっぱりと断るのがポイントです。

【例文:電話の場合】
お世話になっております。

○月○日○時に訪問見積もりをいただいた△△△と申します。

大変申し訳ございませんが、引越しは不動産会社が紹介してくれた引越し業者に依頼することになりましたので、
お見積もりいただいた件はキャンセルさせていただきます。

お忙しいなか、予定を確保いただきありがとうございました。
また機会があれば、見積もりを依頼したく存じます。

よろしくお願いいたします。

【例文:メールの場合】
件名:引越しの件

◎◎引越センター
□□□様

お世話になっております。

○月○日に訪問見積もりをいただいた△△△でございます。

先日はお時間いただきありがとうございます。

引越しの件ですが、不動産会社から紹介された引越し業者を利用することになりましたので、
申し訳ございませんが、お見積もりいただいた件はキャンセルさせていただきます。

お忙しいなかご予定を確保いただきありがとうございました。
また機会があれば、利用させていただきたく存じます。

よろしくお願いいたします。

△△△
電話番号:080-1234-5678

契約後に断るとき

契約後に条件の良い別の引越し業者が見つかることも珍しくありません。本来は契約後の解約は避けるべきですが、どうしても解約したい事情がある場合には、できるだけ早い段階で連絡するようにしてください。

引越しするまでに時間がある場合はメールでも良いですが、時間がない場合は電話で連絡して、確実に解約できるようにしておきましょう。

【例文:電話の場合】
お世話になっております。

○月○日○時に貴社で引越しを予定しております、△△△と申します。

引越しの件ですが、急遽、不動産会社から紹介された引越し業者を利用することになってしまったので、
申し訳ないのですが、貴社との契約は解約いたします。

担当の××様には大変良くしていただいていたにも関わらず、このような事態となり申し訳ございません。
また機会があれば、利用させていただきます。

よろしくお願いいたします。

【例文:メールの場合】
件名:契約の解約について

◎◎引越センター
□□□様

お世話になっております。

○月○日に貴社で引越しを予定していた△△△でございます。

急な申し出で大変申し訳ないのですが、
急遽、会社指定の引越し業者を利用することになりましたので、
貴社との契約は解約いたします。

担当の××様には大変良くしていただいていたにも関わらず、このような事態となり申し訳ございません。
また機会があれば、利用させていただきます。

よろしくお願いいたします。

△△△
電話番号:080-1234-5678

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引越し見積もりに関するよくある質問

引越し見積もりに関するよくある質問

ここでは引越しの見積もりに関して、次のようなよくある疑問を解消していきます。

  • 営業電話がしつこいときはどうすれば良い?
  • 営業電話は無視しても良い?
  • 即決で契約した見積もりはキャンセルできる?
  • 支給されたダンボールはどうしたら良い?

営業電話がしつこいときはどうすれば良い?

見積もりを依頼する気がないにも関わらず営業電話がしつこい場合は、「引越しが不要になった」「見積もりはキャンセルで」と、見積もりは必要ない旨をはっきり伝えましょう。

曖昧な回答をしていると、引越し業者側はチャンスがあると思うため、営業電話が止むことはありません。

そのため、本命の事業者が絞れてきた段階で、そのほかの事業者には引越しが中止になった、などの断りを入れておくことをおすすめします。

営業電話は無視しても良い?

営業電話は無視しても良いですが、場合によっては出てくれるまでずっと電話をかけてくる事業者もあります。

そのため、見積もりや契約する意思がない場合は、一度電話に出て、はっきりと断りましょう。そうすることで、何度も着信が入るのを防げますし、相手の時間を奪うこともなくなります。

即決で契約した見積もりはキャンセルできる?

引越しの見積もり時に契約の即決を求められることがありますが、たとえ即決したとしても標準引越運送約款にあるとおり、解約することは基本的に可能です。

引越しの3日前までであれば解約手数料は発生しないことが多いですが、手続きを進めている事業者のことを考え、予定がわかった段階でできるだけ早く解約の連絡をするようにしましょう。

支給されたダンボールはどうしたら良い?

契約解約時にすでにダンボールが支給されている場合は、契約していた事業者によって対応が異なります。ただし、ダンボールを使用していない場合は、返却対応でOKの事業者がほとんどです。

なかには、使用していなくても買取りになるケースがあるので、その点は契約の際に確認しておきましょう。また、返却対応についても送料を負担するのが一般的です。

引越しが無くなったのではなく、引越し業者を乗り換える場合は、乗り換え先の引越し業者が返却対応してくれる可能性もあります。その場合は、乗り換え先の引越し業者が送料を負担してくれることもあるので、引越し業者の解約理由が別の事業者への乗り換えの場合は、乗り換え先の事業者に相談してみるのもありでしょう。

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引越し業者選びに迷ったら!「単身引越しナビ」がおすすめ

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札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアに在住の単身者で、電話なしで、かつ引越し業者とのやり取りを極力少なくしたい方には当サイトが提供する定額引越しサービスの「単身引越しナビ」がおすすめです。荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので料金体系も非常にわかりやすく、見積もりの時間が削減できるようになっています。大型の家具・家電があっても、既定のサイズに収まるのであれば料金は変わりません。

信頼できる数多くの提携事業者がいるから希望日でのお引越しが可能です。また電話対応は単身引越しナビかマッチングした引越し業者だけなので安心して利用できます。しつこい営業電話も、訪問見積もりもないので、じっくりと引越し準備を進められるでしょう。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。申込み手続きもネットで完結します。引越し業者が見つかったら、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。

梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。

まとめ

まとめ

見積もりの断り方はメールと電話がありますが、メールのみだと見逃される可能性があるので、電話で確実に意思疎通するのがおすすめです。より丁寧に行うのであれば、電話をかける前にメールを送っておくのも良いでしょう。

メールには「証拠を残せる」という利点があるので、トラブルの可能性をより低くできます。電話した際には、「〇時〇分にメールを送った」と伝え、その場で確認してもらえれば、話も通じやすくなるでしょう。