引越し業者の見積もり方法3つ|依頼する際の準備や注意点を説明

引越し業者の見積もり方法3つ|依頼する際の準備や注意点を説明
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summary
  • 引越し業者による見積もりは「電話」「インターネット」「訪問」の3つが代表的な方法です
  • 引越し業者に見積もりを依頼する際は「引越し先の情報」や「引越しの日程」などの情報を集めておくとスムーズに進められます
  • 見積もり料金をおさえるためには複数社から相見積もりを取りましょう
  • 見積書には有効期間があるので見積もりを取ったら早めに比較検討しましょう

引越しで見積もりを取る方法は「訪問」以外にも、「電話」や「インターネット」などがあります。それぞれ特徴があるため、一概にどれが良いとは言えませんが、正確性が高いのは訪問です。一方で気軽さはインターネットが優位。その中間が電話見積もりです。

今回は引越しの見積もりに関するお話です。見積もり方法の種類はもちろん、見積もり前の準備や金額をおさえる方法まで、見積もりについて網羅的に解説します。

引越し業者による見積もり方法は主に3種類

引越し業者による見積もり方法は主に3種類

引越し業者に見積もりを依頼する手段としては、次の3つの方法があります。

  • 電話
  • インターネット
  • 訪問

手軽さはインターネットが一番ですが、必要最低限のこと以外入力できないことも多いので、「これはどうすれば良いの?」といった相談はしづらくなります。

料金面でいうと、訪問での見積もりが最も確実性の高い方法と言えるでしょう。しかし、「事業者とはいえ、知らない人が家に来るのは嫌」という人にとって訪問見積もりは不安が大きいものです。

その点、電話であれば相談もできるうえに一定の確実性も確保できます。ただし、営業時間に電話しないといけないといった点はデメリットになります。こうしたそれぞれの特性を考慮したうえで、自分が最もストレスなくできる見積もり方法を選択しましょう。

電話

電話での見積もり方法のメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット デメリット
  • 訪問がないので、立ち会いの必要がない
  • インターネットと違い、引越しで不安なことの相談もできる
  • 事前に荷物の量と大きさを正確に把握する必要がある
  • 事業所の営業時間に合わせて電話する必要がある
  • 対応してくれる事業者が少ない

電話見積もりでは訪問することなく電話のみで見積もりが完結するため、立ち会いのためのスケジュール調整や実際の立ち会いがない点は大きなメリットと言えるでしょう。また、インターネットと異なり、不安なことや疑問に思ったことなどを細かく相談できるのも電話見積もりの良い点です。

一方で、電話見積もりでは口頭で荷物の大きさや量を正確に伝えなければいけない難しさがあります。荷物の量は引越しの料金に密接に関係してくるので、事業者と正確に情報共有ができていないと追加料金が発生したり、当日になって積み込みきれなかったりといった可能性も出てきます。

また、事業者の営業時間に電話をしなければいけないため、営業時間内に時間が取れない人には向かない方法です。

電話見積もりは単身者向けの引越しでよく利用される方法ですが、家族向けの引越しでは訪問見積もりが基本となります。

単身の引越しの場合は荷物量が大きく変動することが少ないため、訪問見積もりではなく電話やインターネットがほとんどです。ただし家族の場合は、家族それぞれで荷物量が大きく異なるため、訪問見積もりで引越し料金の見積もりをすることが基本となります。

ちなみに電話見積もりにかかる所要時間は15~30分程度です。しかしこれはスムーズにいった場合の話なので、電話しながら荷物の量や大きさを測る場合は、1時間以上かかることを想定しておきましょう。

電話見積もりのコツについては下記の記事でご紹介します。

インターネット

必要情報を入力するだけで見積もりが完了するインターネット見積もりには、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
  • 24時間いつでも見積もり依頼ができる
  • 訪問がないので、立ち会いの必要がない
  • 最短3分程度で時間がかからない
  • 見積もり金額が高くなりやすい
  • 一括見積もりの場合は折り返しの電話が集中することがある
  • 不安や疑問を相談しにくい

インターネットでの見積もりの利点はなんといっても「時間を気にする必要がない」点です。営業時間を気にすることなく、思い立ったときに見積もり依頼ができます。必要情報の入力が終われば、見積もり金額を表示してくれるのでスピーディーに見積もりが完了します。

デメリットとしては、見積もり金額が高くなりやすい点が挙げられます。インターネットに入力された情報だけでは、事業者側は正確に荷物の量を把握できません。当日、荷物を積み込みきれない事態を避けるためにも、荷物の量に余裕を持たせた見積もり金額を提示するのが一般的です。そのため、インターネットでの見積もりは金額が高くなりやすい傾向にあります。

また、引越しに関する不安や疑問を解消しにくい点もデメリットです。これらを解消するためには電話などで問い合わせをする必要があり、インターネットで見積もりする手軽さというメリットが薄れる可能性があります。

インターネット見積もりを行う際は、一括見積もりサービスを利用するのが便利です。ただし、見積もりのため複数社に電話番号などの情報が通知されるため、多くの営業電話がかかってくる可能性があります。

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荷物の制限は2トンのショートトラックに載せられるだけなので料金体系も非常にわかりやすく、見積もりの時間が削減できるようになっています。大型の家具・家電があっても、既定のサイズに収まるのであれば料金は変わりません。信頼できる数多くの提携事業者がいるから希望日でのお引越しが可能です。

また電話対応は単身引越しナビかマッチングした引越し業者だけなので安心して利用できます。しつこい営業電話も、訪問見積もりもないので、じっくりと引越し準備を進められるでしょう。

こちらから電話することはなく、ネットから申し込んだら、マッチングできるまで待っていればOK。申込み手続きもネットで完結します。引越し業者が見つかったら、あとは当日までに梱包を済ませるだけです。梱包で使うダンボールも20枚ついてくるので、梱包資材の調達は必要ありません。

時間のない人、できるだけ手間を少なくして引越ししたい人は、ぜひ利用してみてください。

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訪問

引越し業者の担当者に自宅を訪問してもらい、荷物の量や大きさ、搬出ルートなどを実際に確認してもらうのが訪問見積もりです。訪問見積もりを依頼するメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット デメリット
  • 確実性が高い
  • 引越しに関する不安や疑問を相談しやすい
  • 周辺環境の確認もできるので、当日スムーズに引越し作業ができる可能性が高い
  • 立ち会いが必要
  • 予定を空ける必要がある
  • 事業者スタッフとはいえ、知らない人を自宅にいれる必要があるため心理的ハードルが高い
  • 営業をかけられる可能性がある

訪問の最大のメリットは、正確性です。引越し業者の担当者に実際の荷物の量や大きさ、搬出経路や道路の状況などを見てもらえるので、先に紹介した2つの見積もり方法よりも正確な金額提示が期待できます。

自宅に訪問しての見積もりなので、引越しに関する不安や疑問を気軽に聞けるのも嬉しいポイント。旧居の周辺環境まで把握してもらえるので、当日もスムーズな搬出作業が期待できます。

一方で、立ち会いのために予定を空ける必要がある点は、デメリットと言えます。また事業者スタッフとはいえ、知らない人を自宅に入れることにストレスを感じる人も少なからずいるでしょう。さらに訪問時に営業をかけられる可能性も否めません。

1人だと不安な場合は、家族や友人などに一緒に立ち会いを依頼することで心配を減らせるでしょう。

訪問見積もりの流れについては下記の記事でご紹介します。

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引越し業者に見積もりを依頼する際の準備

引越し業者に見積もりを依頼する際の準備

引越し業者に見積もりを依頼する際には、次のような下準備をしておくとスムーズです。

  • 引越し先の情報を集める
  • 引越しの日程を決める
  • 荷物の量を計算する
  • 依頼する業務範囲を決める

特に電話や訪問見積もりの場合は、下準備をしていないと事業者側の担当者を待たせることになります。スムーズにやり取りをするためにも、事前に情報を集めておきましょう。

引越し先の情報を集める

引越し先が決まっている場合は、見積もり依頼をする前に次のような情報を集めておきましょう。

  • 新居周辺の道路環境
  • エレベーターの有無
  • 部屋の扉や階段、廊下の寸法
  • 新居前の駐車スペース

新居の立地や階数、作業のしやすさなども考慮して、見積もり金額が算出されます。そのため、これらの情報を見積もり時に伝えることでより正確な金額提示が期待できるでしょう。

新居が賃貸の場合は、賃貸契約において家賃の支払い能力などの審査が必要な場合もあります。数日かかることも考えられるので、引越しが決まったら早めに新居探しを行い、契約を進めるようにしましょう。

引越しの日程を決める

見積もりを依頼する場合に重要になるのが、引越しの日程です。日程が決まらないことには正確な見積もり金額も望めません。

このとき注意しておきたいのが、日程によって料金が変動することです。引越し料金は引越しの需要によって変わるため、需要が高い時期や日にちは料金設定も自ずと高騰します。

詳しくは後述しますが、需要の高い時期や日にち、時間帯を避けて引越しの日程を決めるとリーズナブルな引越しが実現できます。

荷物の量を計算する

引越し料金は荷物の量でも変動します。なぜなら荷物の量によって、トラックの大きさや作業量(時間)、スタッフの数が決まるからです。そのため、見積もり時にはどのくらいの荷物の量があるかを正確に伝えることが大切です。冷蔵庫や洗濯機、タンスなどの大型家具・家電の運搬を依頼した場合は、それらのサイズも図っておきましょう。

また、目測でも良いのでダンボールの数がどのくらいになるかも伝えておくとより親切です。訪問見積もりの場合は、処分するものと新居に持っていくものを分けておくと、担当者が荷物の量を把握しやすくなります。

見積もりが終わったあとに荷物を増やしてしまうと、追加料金が発生したり、積み込めなかったりすることも考えられます。そのため、見積もり後は荷物を増やさない、増えてしまった場合は速やかに引越し業者に連絡を入れるようにしましょう。

依頼する業務範囲を決める

引越し料金は作業を依頼する範囲にも左右されます。たとえば「荷物の搬出入と運搬のみ」を依頼する場合と、「荷造り、搬出入、運搬、荷解き」を依頼する場合では、後者の方が見積もり金額は高くなります。また、当然ですがオプションを付ければその分、高くなります。

家族構成やライフスタイル、時間の作りやすさなどによって、「費用」や「時間」などの優先順位が変わるため、どこまで依頼したいかを事前に考えておきましょう。その際、引越し料金の相場を把握しておき、ある程度の予算を決めておくのも大切です。

引越し料金の相場については下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご確認ください。

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引越し業者の見積もり料金をおさえる方法5選

引越し業者の見積もり料金をおさえる方法5選

引越しでは万単位で費用がかかるのが一般的ですが、どうせ引越すならお得に引越したいのが心情です。ここでは、引越しの見積もり金額をおさえ、お得に引越しできるテクニックを紹介します。

  • 複数の事業者に見積もりを依頼する
  • 通常期に引越しする
  • 平日に引越しする
  • 午後に引越しする
  • 大きな荷物の運搬のみ依頼する

複数の事業者に見積もりを依頼する

複数の事業者に見積もりを依頼すると、次のようなメリットがあります。

  • 相場料金がわかる
  • 交渉材料になる

1社だけ見積もりを取り、そのまま予約してしまうのも悪くはありませんが、同じサービス内容でも別の事業者であればもっと安く引越しできる可能性も否めません。

知らずに損をしないためにも、複数の事業者に見積もり依頼を出すのが大切です。見積もりが出そろったところで比較検討すれば、どの事業者が最もコスパ良く引越しができるかが一目瞭然でしょう。

また、「サービスは良いけど料金が高い」事業者がある場合は、料金が安い事業者を引き合いに出すことで値下げ交渉をしやすくなります。このように、複数の事業者に見積もり依頼を出すことで、最安値での引越しが叶います。

通常期に引越しする

どの業界にも言えることですが、繁忙期よりも通常期の方が低めに料金設定されます。引越し業界も同様に、通常期の方が比較的安く引越しできるので、通常期を狙って引越しするのがおすすめです。引越し業界には繁忙期・通常期・通常期があり、それぞれの時期は次のとおりです。

  • 繁忙期:3~4月
  • 通常期:5~10月
  • 通常期:11~1月

3~4月は、進学や就職などで1年のなかでも最も移動が増える時期です。そのため、引越し料金も高めに設定されます。ピークが落ち着き、5月に入ると通常期がやってきます。通常期のなかでも転勤や後期入学などで8~10月は引越し件数が増えます。「第二の繁忙期」とも呼ばれるので、料金をおさえた引越しがしたい場合は、繁忙期の次に避けるべき時期と言えるでしょう。

11~1月になると移動が減少するため、引越し業界は通常期に入ります。需要が減少することで、料金設定も低くなるため、引越し料金をおさえたい場合はこの時期を狙うのがおすすめです。年間の引越し料金相場は下記の記事で紹介しているので、あわせてご確認ください。

平日に引越しする

会社勤めの人や学生など、「平日は仕事や学校があり、土日祝は休み」という場合が多いので、引越しの依頼は土日祝に集中しやすい傾向にあります。なかでも「土曜日に引越しして、日曜日に荷解きをする」という理想的なスケジュールが組めることから、土曜日は引越し料金が高くなります。

一方で平日に引越しする人は多くありません。稼働率を上げるために大幅値下げをする事業者もいるため、平日の方が引越し料金は安くなります。特に引越しの人数が多く、遠距離での引越しの場合は休日と平日の料金差が開きやすいため、平日の方がよりお得感が増すでしょう。

休みを取るのが難しい場合もありますが、こうした背景があるため可能であれば平日に引越しするのがおすすめです。

午後に引越しする

一日のなかでも時間帯によって引越し料金は変動します。引越し作業は短くても2~3時間、長い場合は丸一日かかることもあります。午前中からはじめた場合、午後もしくはその日のうちに作業が終わることになるため、必然的に午前中に予約が集中。料金も高くなります。

引越し業者としては予約のバッティングを避け効率良く稼働するため、午後便を安く設定していることがほとんどです。そのため、午前中よりも午後に依頼する方が安く引越しできます。

大きな荷物の運搬のみ依頼する

引越し業者にすべての荷物を任せるのではなく、大型家具・家電などの一部の大きな荷物だけを依頼することでも費用はおさえられます。単身引越しパックや大きな荷物限定プランを利用すれば、すべての荷物を依頼するよりも引越し料金をグッと下げられるでしょう。

引越し業者に見積もりを依頼する際の注意点

引越し業者に見積もりを依頼する際の注意点

引越し業者に見積もり依頼を出す際は、次のような点に注意が必要です。

  • 見積書の有効期間を確認する
  • 複数の事業者を同時に呼ばない
  • 訪問見積もりは電話でキャンセルする

見積書は永遠に有効ではありません。そのため、あまり早い時期に見積もりを取ってしまうと二度手間になります。また、訪問見積もりを依頼する場合は、しっかり説明を聞くためにも1社ずつ予定を組みましょう。訪問見積もりをキャンセルする場合は、電話での申し込みが確実です。

見積書の有効期間を確認する

引越し時期や事業者によって異なりますが、有効期間は一般的に見積もり後2~3ヶ月に設定されています。そのため、あまり早くから見積もりを取ってしまうと、依頼する頃には期限切れとなり再度見積もりを依頼する羽目になるので注意が必要です。

見積もりを取ったら2~3ヶ月以内に比較検討して、引越し業者を選ぶようにしましょう。

複数の事業者を同時に呼ばない

訪問見積もりを依頼する場合は、同じ日時に複数の事業者を呼ばないようにしましょう。同日・同時刻に見積もりを行ってくれた方が、依頼する側としては立ち会いが1回で済むので楽のように思えます。しかし、複数の事業者を対応することになるため、予定よりも時間がかかったり、対応漏れが発生したりすることも考えられます。

また、事業者側もしっかりと荷物の量を確認できない可能性が高く、正確な見積もり金額が出せなくなります。当日になって追加料金が発生したり、何らかのトラブルに至ったりすることを防ぐためにも、訪問見積もりの際は事業者ごとに日時を割り振りましょう。

訪問見積もりは電話でキャンセルする

何らかの事情により予定していた訪問見積もりをキャンセルする場合は、メールではなく電話でお断りしましょう。特に人気の引越し業者の場合は、日々多くのメールが届くため、キャンセルのメールが埋もれてしまい気付かれない可能性があります。

お断りの電話を入れる際は、事業者の代表電話番号に連絡するのがおすすめです。代表電話番号に連絡すると、ほとんどの場合、コールセンターに繋がります。オペレーターがすぐに対応してくれるので、スムーズにキャンセルできるでしょう。

まとめ

まとめ

引越しの見積もりは主に「電話」「インターネット」「訪問」の3つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、各見積もり方法の特性と自分のライフスタイルを考慮してベストな見積もり方法を依頼しましょう。

見積もりをスムーズに行うためには、新居の情報や荷物の量、大きさなど引越し料金に関係する情報を集めておくのがおすすめです。また、日程や依頼する業務の範囲などを事前に決めておくと、短時間かつ正確な見積もり金額の提示が期待できるでしょう。