引越し時の不用品回収はどうすればよい?具体的な方法を詳しく紹介!

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summary
  • 引越し時の不用品回収には「引越し業者に依頼」「自治体に回収してもらう」「不用品回収業者に依頼」の3つの方法があります
  • 引越しの1ヶ月前より身の回りのものを整理しておくとスムーズに不用品回収ができます
  • リサイクルショップやフリマアプリに出品すると出費をおさえた不用品処分ができます

引越しにあわせて家電や家具を買い替えることはよくあります。その際に出る不用品は、やや手間はかかります。しかし、責任を持って処分をしなければなりません。この記事では、引越し時に不用品になり得るものや不用品の回収方法、処分の準備を始める時期、不用品を再度活用する方法などをご紹介します。不用品の処分や回収だけでなくリサイクルやフリーマーケットなどさまざまな活用方法もあるため、ぜひ参考にしてみてください。

引越し時の不用品にはどんなものがある?

クーラー 家具 カーテン

大型家具

ベッドや食器棚、タンスやクローゼットといった大型家具は不用品回収でよく取り扱われています。特に大きな家具ほど買い替えの機会も少なく、長いスパンで使われることが多いため、使い古されたものは不用品になりがちです。

ベッドフレームなど、解体できる不用品は持ち出しや回収も楽ですが、解体できない家具やグランドピアノなどの大きい家具・物品は、不用品回収にあたりオプション料金を取られたり、粗大ごみとして不用品回収してもらえなかったりする場合があります。その場合は、特定の買取または不用品回収業者への依頼が必要なため注意しましょう。

家電製品

家電製品のなかには、自治体に粗大ごみとして回収をしてもらう場合にリサイクル料金を支払って処分しなければならない「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」の対象となっている製品もあります。具体的には、冷蔵庫・冷凍庫、テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機が該当します。リサイクル料金の支払いは法律で定められており、支払いを怠ると違法となるため注意が必要です。

また、新しい家電に買い換える場合は、購入した店舗で古くなった製品を下取りしてもらえることがあります。店舗ごとによってサービスの有無や手続きの方法が異なりますので、詳しく知りたい場合は店舗に確認しましょう。

 日用品

家具や家電など、毎日利用するものは捨てる・捨てないについて比較的容易に判断できます。しかし、こまごまとした日用品の類も探してみたら意外とたくさんの不用品が出てきた、という場合もあるでしょう。奥底に眠っている食器類やベビー用品、おもちゃ、古着や意外とかさばる書類などその種類は多岐にわたります。

また、新聞・雑誌・ダンボールなどの古紙、ペットボトルや缶、発泡スチロールなどの「資源ごみ」や、蛍光灯・乾電池・水銀体温計などの「有害ごみ」は、処分可能な日が限られていたり、自治体ごとに処分の仕方が異なったりすることもあります。引越し直前にあわてることがないよう、不用品回収業者を手配して計画的に不用品を処分しましょう。

※詳細は自治体によって異なるため、必要に応じて事前に各自治体にお問い合わせください。

引越し時の不用品回収方法

不用品 

 引越し業者に不用品回収してもらう

引越し業者に不用品回収してもらう利点は、引越し業者のほかに改めて不用品回収業者に依頼する必要がないことです。立ち会いの時間を取ることが難しいときなど、引越しと同時に不用品を回収してほしいケースには便利です。多くの場合は有料ですが、引越しと一緒に利用すると割引してくれる場合もあります。また、リサイクル業者との協力により買取サービスを提供している引越し業者もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

一方で、回収できる品目に差がある場合や、そもそも不用品回収のサービスを行っていない場合もあります。不用品回収サービスを依頼したい場合は、引越し業者を選ぶ時点でチェックしておくと安心です。

 自治体に不用品回収してもらう

回収料金は自治体によってばらつきがありますが、不用品回収業者に依頼するよりもコストが低いのが特徴です。

ただし、不用品の回収にあたっては事前にWebや電話でのお申込みが必要で、さらに不用品ひとつひとつに処理券をコンビニなどで購入しなければならないため、一度に多くの不用品を回収してもらいたいという場合は少し不便です。また、不用品の回収場所まで自力で運ばなければならない、回収時間についての希望に応じてもらえない場合が多い、といったデメリットもあります。自治体での不用品回収の手段をとる場合は、不用品の数量が少ない場合におすすめの方法です。不用品の数量が少ないのであれば、費用をおさえられます。

 不用品回収業者に依頼する

持ち運びが難しい大型の家具や家電がある場合や、不用品の数が多くなる場合は、不用品回収業者に依頼するのも有効な手段です。業者が自宅から回収してくれるため、高層階からの搬出でも安心です。また、回収品目一つずつではなく、トラックに積み放題などのサービスを提供する業者もあるため、まとめて処理をするのに適しています。

一方で、不用品回収は「一般廃棄物収集運搬業許可」を得ている業者のみが行えますが、なかには無許可で運営している悪徳業者も存在します。不法投棄や高額請求などのトラブルに発展する可能性がありますので、見積りを行う際には注意しましょう。

引越し時の不用品回収をスムーズに行うには

カレンダー ペン メモ

  1ヶ月前の準備

引越しは不用品を処分する絶好のタイミングです。引越しの準備で忙しいために、「引越し先で処分すればよい」と思っているものもあるでしょう。これまでの市区町村では毎週回収してくれていたごみでも、引越し先の市区町村では月に数回しか回収していない場合もあります。引越しでの新たな生活を不用品に囲まれてスタートしないよう、計画的に不用品の処分を進めましょう。

具体的には、引越しの1ヶ月ほど前から徐々に荷造りを始め、クローゼットや押入れの奥のものや、季節商品で今は使っていないものを筆頭に進めていきます。特に大型家電や家具の回収方法はあらかじめ決めておくことが重要です。引越し業者に不用品回収を依頼する場合は改めて申請をする必要はありませんが、回収業者に依頼する場合は見積りを行い、業者を決定する必要があります。また、自治体による回収を依頼する場合は、粗大ごみ回収のお申込みや回収券の購入手続きをして、引越しに向けてスムーズに片付くように、不用品回収のスケジュールを立てましょう。

  1週間前の準備

不用品の選別は、引越し直前に一気に行おうとすると大変な労力がかかります。しっかり準備して効率的に進めましょう。食器や衣類、書類など細かなものは、材質別にわかりやすくまとめてダンボール箱などに入れておくと、回収当日の現地での確認や回収をスムーズに行えます。また、引越し直前に出すごみ類もこの時点でまとめておきましょう。

冷蔵庫の食品の消費方法にも注意が必要です。調味料・ペットボトル飲料などは口を縛ってビニール袋に入れるなどの対処ができますが、生鮮食品は早めに消費しておくのがポイントです。食器や調理器具も引越しの3日前には梱包しておき、それ以降は紙皿や紙コップなどすぐに処分できるものを使用しましょう。

不用品回収以外の活用方法

リサイクル リサイクルショップ

 リサイクルショップに売る

状態が悪くない家電製品や家具・衣類などは、リサイクルショップで買い取ってもらうこともできます。取り扱い品目も幅広いため、まとめて処分可能です。汚れや傷みがあるものは値段がつけられず買取不可となることもありますが、有料で引き取りのサービスをしてくれる場合もあります。なるべく高価で買い取ってもらうためにも、リサイクルショップに持っていく前に軽くほこりなどを払う程度の掃除はしておきましょう。

また、宅配買取や出張買取のサービスを行っているリサイクルショップもあるので、大量に処分したいときやサイズが大きい場合などに便利です。ただし、出張買取の場合、貴金属類など高価なものを無理やり買い取られたなどのトラブル事例もあります。リサイクル業に必要な「古物営業許可」を取得しているかなど、依頼するリサイクルショップが安心できる業者か事前に十分確認しましょう。

新しい家具を購入して不用品を回収してもらう

引越しすると新居にふさわしいサイズの家具を購入しなければなりません。通販では、新しい家具を購入すると新居に届けてもらえます。引越し日以降に新居に届けてもらうように手配しておけば、運搬する家具も減り、引越しの予算を削減できます。また、新しく家具を購入すると、今使っている家具を無料で引き取ってくれるサービスを行っている店もあります。家具自体は安くても、不用品回収したい家具の大きさによっては処分に費用が嵩むこともあります。新しく家具を購入して不用品回収サービスを行っている店とどちらが安いのか、トータルコストで考えましょう。

オークションで不用品を出品する

Webのオークションを利用するのも手段の一つです。自分が長年使ってきた家具や雑貨は、自分で価値を決められずに悩んでしまうものです。しかし、その不用品を「ビンテージ」として探している人もいるかもしれません。そのような場合は、費用がかかっても手に入れたい人もいるので、自分が決めた価格より遥かに高い値段で売れる可能性もあります。人気のブランドや品薄で手に入れることに苦労した家具や雑貨は、購入者に価値を決めてもらえるオークションを利用すると、損なく不用品を処分できます。

 フリマアプリで出品する

出品価格を自分で設定できるので、落札があれば納得のいく値段での取引が可能です。ブランドもののバッグなど、プレミアのついている商品であれば中古品でも高い値段がつくこともあるでしょう。

出品にあたっては、「写真」、「商品説明」、「価格設定」がポイントです。きれいな状態に掃除してから写真を撮影することもちろんですが、商品の全体像がしっかり確認でき、キズなどがあればそれもしっかり伝わるようにします。また、安心して購入できるような商品説明も大切です。正しい情報を伝えると同時に、「限定品」や「未開封」といったアピールポイントもしっかりと記載しましょう。価格設定については、相場より高すぎても安すぎても買い手がつきにくくなります。ほかの出品者の価格をリサーチして相場感覚を掴み、適正価格に設定しましょう。

一方で、出品をしたところで必ず売れるわけではない、いつ売れるのかがわからないというデメリットもあります。また、「代金が支払われない」、「商品が届かないなどを理由に返金を求められた」などのトラブルが発生する可能性もあるため注意が必要です。国民生活センターによると、フリマサービスに関する相談件数が、2017年度には2012年度の約20倍に急増しているそうです。フリマアプリが提供する発送商品の追跡機能を活用するなど、トラブル対策方法を事前に確認しておくことが大切です。

身の回りの人にゆずる

自分が不用品と決め付けている物でも、友人や知人で「欲しい」と思っている人もいます。不用品を「欲しい」と名乗り出てくれた人に渡すという方法も良いでしょう。回収の費用がかからず、気軽に渡すことができるメリットがあります。サイズが小さいものであれば気軽に譲渡できるでしょう。また、家財道具など大きいサイズのものは運送会社の家財宅配サービスなどを利用すると安心です。

友人や知人に譲渡する宛がなくても、不用品を寄付できる団体もあります。その場合は欲しがっている団体に問い合わせをして引き取ってもらうことも可能です。必要としている人へ届けることは、社会貢献活動として、とても役立つ行為といえるでしょう。

引越し後のダンボールは不用品回収に出すべき?

引越し ダンボール 梱包

引越し荷物の梱包に使用したダンボールですが、引越しを終えると不用品になります。ダンボールは、スペースを多く取るので、早めに処分し気持ち良く新居での生活をスタートさせましょう。ここでは引越しで出たダンボールを不用品として処分するのにおすすめの方法を紹介します。

自治体のごみの日に出す

新居の資源ごみの日をあらかじめリサーチしておき、自治体のごみの日に出しましょう。ごみの日まで新居にダンボールを置いてもスペース的に余裕があるならば、資源ごみの日を待ってダンボールを処分できるので簡単に済みます。しかし、新居にダンボールを置いておくスペースがない場合や資源ごみの日が荒天と見込まれる場合、高齢者の引越しの場合は、大量のダンボールを処理することは難しいでしょう。

引越し業者のダンボール引き取りサービスを利用

引越しを終えて、不用品となったダンボールですが、そのダンボールを利用したい人が多くいます。全国で見れば、毎年引越しを行う人は絶え間なく存在しているので、引越し業者は「中古のダンボールでも欲しい」という思いがあります。そのため、引越し業者では使用後のダンボールを引き取ってくれるサービスを展開していることもあります。このサービスを使えば、新居までダンボールを取りに来てくれるので、天気や自分の手間を理由にダンボールの処理に困ることがなく、不用品となったダンボールをスムーズに回収してもらえるでしょう。

スーパーマーケットなど店のダンボール回収場を利用

新居の周辺でスーパーマーケットを利用したら、ダンボールを無料で引き取っていないかチェックしてみましょう。ダンボールを資源として回収し、店のポイントを付与してくれるサービスを行っている店もあります。近隣の店であれば、資源ごみの日を待つことなく不用品のダンボールを処分できるので便利です。

ダンボールの処分方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

不用品回収にまつわるトラブルとは?

電卓 ポイント 計算

自分が使っているうちに、古くなったり壊れたりしたものはいずれ廃棄しなくてはなりません。自分にとっては不用品で愛着がなくなった物でも、所有していたからには不用品を正しく処分する責任があります。しかし、そんな不用品回収でトラブルになることも多いです。ここからは不用品回収にまつわるトラブルについて紹介します。

無料で不用品回収をしている業者に注意する

自分の住んでいる家のポストに不用品回収を無料でしている業者からチラシをもらうことがあります。すべての業者が「怪しい」とは言いませんが、このような業者には少し警戒するべきでしょう。不用品を所持している人が正しく処分するために粗大ごみの回収施設や料金を払って解体して手放すのが不用品回収の基本的な流れですが、自ら呼んでもいないのに毎日のように巡回している不用品回収の業者もいます。通常であれば、Webや広告会社に費用を払って宣伝した方が効率的にも関わらず、わざわざ呼んでもいないのに不用品回収をしてくれるのには、Webサイトに電話番号を載せられない理由を含んでいる場合もあります。このような不用品回収サービスを利用する場合は、念入りな下調べが必要です。

不用品回収で自分が不法投棄に携わる可能性もある

近頃、不法投棄の問題が話題になっています。不用品回収をしたいと思って調べている人には、無責任な不法投棄を選ぶ人はいないはずですが、不用品回収を担う一部の業者では、請け負った不用品を適切に処分しないところもあります。不用品回収を安いコストでやってくれる業者には、なぜそのような料金を実現できるのかチェックした方が良いでしょう。自分が思いも寄らないところで不法投棄に関わることがないように、多くの人の口コミや名の知れた業者など、信用できる要素を多く含んだ不用品回収業者を選びましょう。

引越し業者の不用品回収なら引越しのついでに不用品処理が終わる

引越し 家

引越し業者であれば、これまでの引越しで何度か顔を合わせて話していることも多く、信用を寄せることができるでしょう。また引越し時の不要品についての知識も豊富です。競合より少しでも安い見積りを出すために、不用品回収にかける料金を下げてくれる場合もあります。

引越しは何かとやることが多く、忙しい日々になるので、引越し業者についでに依頼するだけで不用品の処分が終わることも魅力的です。不用品を処分したいと思ったら、まずは引越しの見積りを出してもらい、引越し業者で処分したい不用品の処分費用の見積りももらいましょう。

まとめ

引越しの準備にあたり、不用品の回収や処理は意外と時間がかかります。特に大型の家電や家具類は回収方法も限られるため、直前になって急いで行動しても引越し当日に間に合わない事態にもなりかねません。荷造りを進めていくとともに、不用品の回収方法についてもきちんと考慮していきましょう。

リサイクルショップやフリマアプリを利用すれば思わぬ収入になるかもしれませんが、不用品回収でのトラブルが発生しないよう十分な事前確認が大切です。どの不用品回収方法が自分にとって最適かをよく検討して、気持ちよく新天地での新生活が迎えられるように準備を進めていきましょう。