引越しの大変な作業には何がある?作業内容や楽に引っ越すテクニックを紹介!

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summary
  • 引越し作業のなかで特に大変なのは「荷造り」「梱包後の荷物探し」「荷物の運搬」「不用品の処分」「旧居・新居の掃除」「各種手続き」です
  • ラクに引越しをするためになるべく荷物の数を少なくすることが効果的です
  • 状況に応じて梱包の手伝いや不用品回収など引越し業者のサービスを利用しましょう

引越しの際には、さまざまな準備や作業を行う必要があり、引越し当日前後は慌ただしくなりがちです。特に大量にある荷物の扱いに苦労することが多く、事前に準備しておかないと余分な作業や抜け漏れが発生する可能性があります。 そこで今回は、特に大変な引越し作業や負担を減らすためのテクニックをご紹介します。この記事を参考に、余裕を持って引っ越せるように準備しましょう。

引越しで大変なポイント

道具

引越しでは当日の運搬以外にもさまざまな作業が発生しますが、なかでも一番の大仕事が荷造りです。荷造りは新居に荷物を運ぶために欠かせない作業であるものの、引越しの工程において「大変だ」と感じやすいポイントと関連する作業が多くあります。以下では、荷造り関連の作業をはじめとした、引越しにおいて負担が大きい作業を紹介します。

荷造り作業 

引越しに欠かせない荷造りの作業は、多くの人が特に苦労するポイントです。多数の荷物を整理してダンボールやハンガーボックスなどに詰めていく作業は、長い時間と手間がかかります。緩衝材・ビニール紐・筆記具など多くの道具を用意する必要もあり、梱包中も運搬時の運びやすさや荷物の入れ忘れへの対策などまで考えつつ作業をこなさなくてはなりません。上手に梱包しないと新居で荷解きする際に、どこに何があるかわからず必要以上に時間と手間がかかる可能性もあります。また、引越し当日までに荷造りが終わらない場合、引越しができなくないことや、引越しスタッフに手伝ってもらうことになり、追加費用が発生する場合もあります。

引越しの荷造りについてはこちらの記事をご覧ください。

梱包後の荷物探し

「何らかの予定が変わった」「引越しまで使うと気付かず一緒に詰めてしまった」などの理由で、一度梱包した荷物をまた取り出さなくてはならないことがあります。きれいに詰めた荷物を取り出して詰め直すのは思ったよりも大変な作業で、特に目的の荷物がどのダンボールに入っているかわからない場合、探し出すために多くのダンボールを開封することになります。新居に到着後もすぐ使う荷物を探す必要があり、上手く整理しながら梱包しないと、荷物探しが大きな負担となります。

新居までの荷物運搬も大変なポイントです。特に引越し業者を利用せず自力で引っ越す場合、旧居からの運び出しや荷物を載せた車の運転、新居への運び入れもすべて自分で行う必要があります。荷物の量や重さなどによっては上手く運べない可能性があり、無理に運んだ結果、荷物の汚れや破損などのトラブルに繋がる恐れもあります。また、たとえ引越し業者を利用しても、大型の家具や家電などの設置場所を考えていないと、その場で悩むことになりスタッフに迷惑がかかります。後から別の場所に動かす場合も、重さと大きさのために苦戦するでしょう。

不用品の処分 

荷造りに伴い多くの不用品が出るため、それらを処分する手間もかかります。大きなものが多いと一般的なごみと異なり粗大ごみとして処分する必要があり、処分を依頼する手間と費用、処分当日まで待つ時間がかかります。不用品回収業者やオークションサイトなどを利用することもできますが、いずれも手間や時間などが懸念点です。

処分が間に合わないと、場合によっては新居に持っていってから処分しなくてはならず、荷物の増加や新居での作業追加を招きます。確実に不用品を処分するためには、引越し開始と同時に不用品を選別して、処分の依頼をするよう工夫しましょう。

引越し時の不用品処分についてはこちらの記事をご覧ください。

旧居・新居の掃除

引越しでは旧居と新居のそれぞれで掃除を行います。物件の退去時に旧居を掃除すると、特に賃貸物件では敷金が返還されることがあるため、引越しのコストをいくらか下げられるでしょう。新居に入ってからも、荷物を入れる前に清掃業者が使用した薬剤などをきれいにしておくと安心できます。

掃除のためには雑巾・洗剤・掃除機などが必要です。床の隅や水回り、天井付近の壁など慣れない場所を含めてさまざまな場所を掃除するため、必要以上に時間がかかったり体力を消費したりする可能性もあります。

引越し前の掃除についてはこちらの記事をご覧ください。

各種手続き

引越しで住所が変わる際には、住民票・保険・ライフラインなどさまざまなサービスで登録している住所も変更する必要があります。手続きの内容により実施場所や必要な道具などが異なり、いずれも引越し前後の適切なタイミングで済ませなくてはなりません。特に旧住所での手続きは、引越し当日までに終わらないと、引越し後も手続きのために新住所と行き来することになり負担が大きく増えます。手続きをせずにいると、サービスの種類によっては罰金を科されたり満期に気付かずいつのまにか解約されていたりする恐れもあります。

引越し時のトラブル

引越しにトラブルはつきものです。「荷造りがなかなか終わらない」「荷物運搬中に破損してしまった」「費用やサービスの内容で折り合えない」など、引越しの各段階で起こりうるトラブルに事前に備えましょう。

荷造りが終わらない

荷造り作業がなかなか終わらないとトラブルに繋がります。引越しでは多くの作業をこなす必要がありますが、荷造りに必要以上の時間をとられるとほかの作業にも支障をきたす恐れがあります。具体的には、計画が甘かったり荷造り段階で忘れ物があったりで荷造りが終わらないと、焦って梱包が雑になり荷物を破損させるかもしれません。引越し当日でも荷造りが終わっていない場合、引越し業者に待機してもらうか、追加費用を払って梱包の手伝いをしてもらうことになります。いずれの場合も業者にも迷惑がかかり、最悪の場合、繁忙期には引越し作業をキャンセルされる可能性もあります。

荷物が破損した 

運搬時に荷物や室内などを破損させるトラブルも発生します。梱包が不十分だったり運搬中に荷物をぶつけたりなどの原因で、「新居の壁をへこませる」「テレビが映らなくなる」などのトラブルが起こる可能性があるのです。

なお、引越し業者が原因の破損であれば補償してもらえますが、引越しから3ヶ月を過ぎると補償が適用されなくなるため注意しましょう。引越し直後に家や荷物を確認しておくのがおすすめで。自分に原因がある場合や、当然ながら引越し業者を利用せずに引っ越している場合には補償されません。

費用面・サービス面に不満がある

引越し業者から請求される費用や、受けるサービスの内容などが原因でトラブルが生じることもあります。具体的には、「見積りの時点でダンボールを渡され、別の業者に決めたらダンボールの返送費用を請求された」「予想していなかった追加の費用を、引越し当日に加えられた」など、費用面のトラブルが多く見られます。その他、特に繁忙期には「午後開始や時間フリーでの引越し依頼をすると、引越し作業の開始が非常に遅くなる」というトラブルも起きています。見積りをとる前には業者の評判を調べておき、契約時に追加費用がかからないかの確認も忘れずに行いましょう。午前中以外に作業を始める場合は、当日と翌日の予定を空けておくと安心です。

 

楽に引っ越すためのテクニック

荷造りをしている男女

引越し作業は基本的に楽なものではありませんが、さまざまなテクニックを駆使すると労力を抑えて作業を進められます。必要になる準備を前もって進めて、必要ならば引越し業者のサービスを有効に活用しましょう。

引越し作業の計画を組む 

引越し作業を始めるときは、最初に全体の計画を組んでおくとスムーズに作業しやすくなります。役所での手続きの期限などを考慮して予定を組みましょう。引越し作業で難航しやすい荷造りは、特に早くから準備を進めていく必要があります。

なお、多くの引越し業者からは契約時に、ある程度の量のダンボールをもらえますが、事前に業者に連絡して荷造りを始める日の朝にダンボールを受け取れるようにしましょう。そうすることで、荷造りに着手するまでダンボールが邪魔になることがなく、作業開始時にはスムーズに着手できます。

なるべく荷物を減らす

効率良く荷造りするためには、なるべく荷物の数を少なくすることが効果的です。荷造りを始めたら、まず荷物を持っていくものと処分するものに分けましょう。全体の荷物量が減ると残りの荷物の種類を把握しやすくなり、梱包の順序や必要な資材の量なども考えやすくなります。

荷物の処分方法は種類と時期に応じて考えましょう。資源ごみや粗大ごみなどとして市区町村の収集サービスを利用する以外にも、民間の不用品回収業者に依頼したりオークションサイトやフリマアプリで販売したりすることでも処分可能です。アイテムによっては引越し業者に回収してもらうこともできます。

梱包の順番を考える

荷物の梱包は最適な順番を考えて行いましょう。手際良く梱包できるだけでなく、新居で荷解きする際にも能率的に荷物を出していけます。

まずは季節外れのものや思い出の品など、すぐに使わないものを梱包します。その後は引越しまでの室内移動をしやすくするため、玄関から遠くにあるものを優先して梱包していきます。冷蔵庫の中身も少しずつ減らしていき、引越し前日には空になっているようにしましょう。引越し当日まで使う日用品は、一つのダンボールにまとめて最後に詰めると新居で出しやすくなります。

原則として、同じ部屋や同じ場所にある道具はまとめて一つのダンボールに梱包します。旧居で同じ場所に置いているものは新居でも同じ場所で使う可能性が高く、一つのダンボールにまとめておくと新居での搬入が楽になるからです。梱包した後に必要になったときも、すぐに探し出せるでしょう。

引越し業者のサービスを利用する 

多くの引越し業者は、快適な引越しに役立つさまざまなサービスを提供しています。荷物梱包用のダンボールや衣類をハンガーごと梱包できるハンガーボックスなどを無料で提供してくれたり、有料のオプションサービスとして梱包の手伝いや不用品回収を行ったりと、業者や予算によってさまざまなサービスを利用可能です。自分の状況に応じて、必要なサービスを検討してみましょう。

まとめ

引越し作業で大変だと感じやすい作業や発生し得る主なトラブル、そして労力を抑えて楽に引っ越すためのテクニックを紹介しました。引越しを楽に行えれば、引越し先でも心身ともに余裕が生まれます。引越しではできる限りの工夫を凝らし、気持ち良く新生活を始めましょう。