目次
- 引越しをしたい方は時間に余裕をもって計画しましょう
- 引越しをしたいけどお金がないという方は安く引っ越せる業者や混載便などを利用する方法もあります
- 引越しをしたいけど見積もりの電話連絡が面倒な場合は条件に適した業者を紹介してくれる「単身引越しナビ」を利用するのもおすすめです
引越しの理由は、進学や就職などのほか、さまざまあります。急に遠方に転勤になったり、賃貸住宅の契約更新を機に引越しを考えたりする方もいるでしょう。また、住んでみたら陽当たりや間取りに不満が出てきたり、隣人の騒音などが気になったり、ご近所トラブルがあったりなど、マイナスな要素で引っ越したくなるかもしれません。しかし、引越しにはある程度の時間と費用がかかります。そのため、引越しを面倒に感じて我慢している方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、引越しの方法や費用、手間を省く方法などについてご紹介します。
引越しはやることが多い
引越しは、「荷造り」「運搬」「荷解き」などさまざまな作業があります。ここでは、新しい生活を始めるために最低限必要なことについてご紹介します。
新居選び
まずは、新しく住む部屋を探さなくてはなりません。新居を探す際は、住む地域や自分のなかで譲れない条件をはっきりさせてから探すと効率的です。しかし、条件に合った物件がすぐに見つかるとは限りません。特に、3月中旬~4月上旬などの繁忙期は引越し希望者が多いため、条件に合った物件を探すのに時間がかかるでしょう。
納得できる物件を余裕を持って探せるように、引越しの1ヶ月前を目安に動き始めましょう。
各種契約・解約
新居を探すと同時に、現在住んでいる部屋の解約をしなければなりません。まず、大家さんや管理会社に、引越しすることを伝えましょう。これを「退去通知」と言います。
入居時や更新時の契約書には、退去通知をする期限について記載されています。例えば「退去日の1ヶ月前」や「2ヶ月前」など記載されているので、その期限をきちんと守らなければなりません。また、通知方法を電話や書類などと指定されている場合があるため、よく確認しましょう。
また、賃貸借契約と同時に契約している火災保険などがあれば、忘れずに解約の連絡をしましょう。
役所の手続き
引越しをする場合、役所での手続きも忘れずに行いましょう。住んでいる市区町村から出る場合には役所に「転出届」を提出して「転出証明書」を受け取り、新居のある市区町村の役所で「転入届」と一緒に提出します。なお、同市区町村内での引越しならば、引越し後に「転居届」の提出のみで済みます。届け出書類は、役所によって提出期限が定められているため、忘れずに手続きを行いましょう。
そのほか、必要であれば、「国民健康保険の資格喪失(旧居)と加入(新居)」や「印鑑登録の廃止(旧居)と登録(新居)」なども行いましょう。役所に行った際に済ませられるものは、一度にすべて済ませるのが効率的です。
※詳細は自治体によって異なるため、必要に応じて事前に各自治体にお問い合わせください。
引越し業者選び
引越しの日が決まったら、引越し業者を決めなければなりません。引越し業者の料金は、距離や時間などの基準運賃に、荷物量や、人件費や包材、トラック代、交通費などの実費によって考えられます。そこに土日か平日か、繁忙期か通常期か、オプションサービスの利用はないか(ピアノ運搬や不用品引き取り、エアコン工事など)などの要素が加わって、最終的な料金が決まります。料金の相場は幅広く、業者によって異なるため、何軒かの業者に見積もりを出してもらって決定するのが一般的です。荷造りの時間などもあるため、できるだけ早めに決定しましょう。
荷物の整理
引越しの荷造りは、仕事や家事をしながらではなかなか時間が取れない場合があります。そこで、余裕を持って1ヶ月前、遅くとも2週間前には始めましょう。
荷造りに必要なダンボール、ガムテープなどは、引越し業者が無料で提供している場合があります。引越し料金をおさえたい場合には、ダンボールの無料提供サービスを行っている業者を選びましょう。そのほか、荷造りには、割れ物などを包む新聞紙や荷造り用の紐、ビニール袋、ごみ袋、軍手、はさみ、カッター、ペンなどが必要です。
荷造りを行う際には、リビング、キッチン、洗面所など場所ごとに分けて行うと梱包も荷解きも効率的にできるでしょう。ダンボールに詰めたら、中身と置き場所をダンボールの蓋と側面にペンで書いておくと、荷解きが楽になります。
また、荷物を詰める際は、季節はずれの洋服や本、雑貨など、引越しまでに使わないものからダンボールに詰めていきましょう。引越しの日が近くなるにつれて、着替えや歯ブラシ、食器なども最低限使うものだけを残して荷造りしていきます。最後に、布団やパジャマ、洗面用具、カーテンなど当日まで使うものだけを残すようにします。特に、トイレットペーパーなど新居で最初に使うものは、ひとまとめに梱包しておくと良いでしょう。
引越しの荷造りについてはこちらの記事をご覧ください。
近隣への挨拶
引越し前日になったら、近隣のお世話になった方に挨拶をしましょう。挨拶の際には、これまでお世話になった感謝の気持ちだけでなく、当日引越し作業で騒がしくすることも伝えておくと安心です。さらに、ちょっとしたお菓子やタオルなどの手土産があるとなお良いでしょう。
また、引越し先でも必要があれば、近隣の方に挨拶を行いましょう。集合住宅ならば両隣と上下の計4部屋、一戸建てならば「向こう三軒両隣」というように、両隣とお向かいの3軒、それと裏隣の家の計4件に伺います。ただし、女性の一人暮らしの場合には、防犯上のリスクが高まるため、無理にご近所に挨拶を行う必要はありません。
引越しの挨拶についてはこちらの記事をご覧ください。
その他
これまでご紹介した準備のほか、電気・水道・ガスなどのライフラインに関する手続きなども忘れずに行いましょう。また、自動車やバイクを所有している場合は、住所変更登録が必要な場合もあります。
※地域ごとに手続き方法が異なる場合があるため、必要に応じて各地域の電力・ガス会社や水道局のホームページにて詳細をご確認ください。
そのほか、銀行、クレジットカード会社、インターネット関連、携帯電話会社などの住所変更手続きも行いましょう。そのため、引越しの前に自分が利用しているサービスを確認し、手続きが必要なものを把握しておきましょう。その際、手続きが必要なサービスをリスト化しておくと、手続きを忘れることがなく安心です。
引越しにはお金がかかる
賃貸で引越しを考えた場合、初期費用が嵩むと考える方もいるでしょう。では、一体どの程度かかるものなのでしょうか。また、そもそも引越しの相場も気になるところです。ここでは、引越しでかかる費用についてご紹介します。
引越しの主な出費
引越しにかかる料金のなかで多くを占めているのが、賃貸借契約に関わる料金です。契約時にかかるものなので「初期費用」と呼ばれています。引越しを考える際には、初期費用分の金額が準備できていることが前提となります。では、初期費用の相場とはどの程度なのでしょうか。通常、初期費用としてかかるものは、以下のとおりです。
初期費用 | |
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敷金(家賃の1~2ヶ月分) | 保証金として預けるお金。退去時に原状回復に充てられ差額が戻ってくる場合もある。 |
礼金(家賃の1~2ヶ月分) | 大家への謝礼金。退去時に戻らない。 |
仲介手数料(家賃の0.5~1ヶ月分) | 物件を仲介する不動産会社の手数料。 |
前家賃(翌月の1ヶ月分) | あらかじめ支払う翌月分の家賃。 |
つまり、最大で計算すると家賃の6ヶ月分がかかる場合があるということです。これに加えて、鍵の交換費用や火災保険料などがかかる場合もあります。
ほかに引越し料金としてかかるものは、引越し業者の料金です。引越し業者の料金は荷物の多さや距離、引越しの繁忙期・通常期などによって変化するため一概には言えませんが、単身者の場合、通常期で約3~7万円が相場です。
節約して引越しする方法
初期費用と引越し業者に支払う料金を合わせると、かなりの金額になることが分かりました。しかし、今後の生活も考えると、引越し料金はなるべくおさえたいところです。では、引越し料金を節約する方法をみていきましょう。
初期費用の安い物件を選ぶ
まずは物件選びの際に、初期費用の安い物件を選ぶことがポイントです。最近では、敷金・礼金が1ヶ月だったり、無料だったりする物件も増えているようです。
また、入居後の家賃が一定期間無料になるフリーレントという物件もあります。この場合、最初の数ヶ月の家賃が無料となるため初期費用もおさえられます。ただし、家賃が無料でも管理費や共益費は発生する場合があるため、契約前に確認しておく必要があります。また、フリーレント物件は、契約で一定期間以上入居することを条件としているものがほとんどです。もし契約書に書かれた期間よりも早く退去する場合、フリーレント期間分の家賃などを違約金として請求されるのが一般的です。すぐ引越ししなければならない状況にならないか、など、よく検討してから決めるようにしましょう。
安く引っ越せる業者を選ぶ
引越し業者を選ぶ際にも、できるだけ料金の安い業者を選びたいものです。しかし、何軒もの業者に連絡をして見積もりをしてもらって比較をするのは大変手間のかかる作業でしょう。当サイトでは、札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアを対象に「単身引越しナビというサービスを提供しています。簡単に言えば、引越しする方と引越し業者のマッチングサービスです。住所や引越し日などの条件を入力すれば、登録している業者のなかから条件に合う業者を紹介してくれます。料金体系は、基本料金と、平日か休日か、そして通常期か通常期か繁忙期かの3つの要素を組み合わせた6パターンの定額料金制であるため、余計な追加料金が発生せず安心です。
また、「単身引越しナビ」が業者の選択を行うため、多くの営業電話に悩まされることもなく、優良な業者と出会えます。「単身引越しナビ」については、後ほど詳細をご紹介します。
コンテナ便や混載便を利用する
単身者で荷物が少ない場合には、引越し業者や運送会社が行っているコンテナボックスを利用する方法もあります。「単身積み切りパック」などと呼ばれているサービスで、一定の大きさのコンテナボックスに載せられる荷物量であれば利用できます。コンテナボックスの大きさは、おおよそ105cm×105cm×175cm前後の大きさが多いようです。ただし、コンテナボックスに入りきることが条件なので、ベッドや大型のタンスなどがあると利用できない場合があります。
また、混載便を利用するという方法もあります。混載便とは、同じ地域へ引越しをする複数の依頼人の荷物を、一つのトラックに載せて運ぶことです。一緒に荷物を運ぶ依頼人との日程の調整があるため、希望する日程に運べず日数がかかる場合もありますが、2tトラック1台を貸切るよりはかなり安く利用できます。
トラックをレンタルして自力で引っ越す
そのほか、引越し料金を安く済ませる方法として、レンタカーでトラックなどをレンタルして自力で引っ越すという方法があります。料金以外のメリットとしては、「自分の都合で日程を決められること」「プライバシーを守ることができること」などがあります。
ただし、注意しなければならない点も多くあります。まず、運転技術があることが第一条件です。また、トラックなど大型車両を運転する際には専用の免許が必要です。
また、単身者の場合、大型家具や家電を一人で運ぶのは難しいでしょう。友人や家族などに手伝いをお願いする必要があります。しかし、引越しのプロではないため、養生などを行わずに運ぶと、ぶつけたり落としたりして新居を傷つける恐れがあります。そのため、レンタカー代金や友人への謝礼、そのほかのリスクなども検討して決めましょう。
自力での引越しについてはこちらの記事をご覧ください。
手間を省いて楽に引越しする方法
さて、引越し料金はおさえられますが、引越し作業が手間だと思う方もいるかもしれません。ここでは、手間を省いてできるだけ楽に引越しをする方法についてご紹介します。
荷造りも業者に依頼する
忙しくて荷造りする暇がない場合には、引越し業者のサービスを利用する方法もあります。引越し業者の多くは、荷造りから荷解きまでの一連の作業をすべて行うプランを用意しています。
自分で荷造りや荷解きを行うほうが料金は安く済みます。しかし、単身者や荷物の少ない引越しでも、「予算はあるけれど忙しくてあまり引越しに手間をかけられない」という場合には引越し業者にお願いするほうが良いでしょう。
不用品は引越し業者に処分してもらう
引越しをするにあたって、引越し先に持っていかない家具や家電などの不用品が出ることもあります。通常ならば引越しまでに計画を立てて、自治体の処分方法に従って処分したり、リサイクルショップやインターネットのフリーマーケットで売ったりすれば良いでしょう。しかし、忙しくて時間が取れない場合は、引越し業者に相談してみましょう。追加料金はかかりますが、不用品引き取りサービスを行っている業者もあります。
また、荷解きが終わり、引越し作業が完了しても、使用済みダンボールなどの不用品の処分に悩むことがあります。使用済みダンボールは、引越し業者によっては無料で引き取りに来てくれる場合があります。ただし、「自社のダンボールしか引き取らない」「1回しか引き取りに行かない」などの条件が付いている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
条件に合う業者を紹介してくれるサービスを利用する
引越し手続きのなかでも手間がかかるのは、引越し業者の選択ではないでしょうか。先に書いたように、当サイトでは「単身引越しナビ」というサービスを提供しています。札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリア限定で、2tのショートトラックに積み込める量の荷物であれば定額で引越しできる、引越し業者とのマッチングサービスです。
料金形態は「基本料金+休日料金+シーズン料金」の3つの要素から決まる定額料金制です。具体的には、以下のとおりです。
合計 | |||
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基本料金(ダンボール20枚付き) 29,480円 | 平日 0円 | 通常期 0円 | 29,480円 |
通常期 11,000円 | 40,480円 | ||
繁忙期 22,000円 | 51,480円 | ||
休祝日(GW中日など) 3,300円 | 通常期 0円 | 32,780円 | |
通常期 11,000円 | 43,780円 | ||
繁忙期 22,000円 | 54,780円 |
※金額は全て税込表示
「単身引越しナビ」から予約して住所や引越し日程などを登録すれば、該当する業者とマッチングを行い、紹介してくれます。登録している業者はいずれも国の許認可を受けた優良な業者であるため、安心して利用できます。しつこい営業電話がかかってくることなどもなく、業者選びに余計な手間がかかりません。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
「引越ししたいけれど料金を抑えたいし、手間がかかる」という方のために、少しでも引越し料金を節約する方法や、手間をなくす方法をご紹介してきました。
引越し業者のなかには、ほかにも部屋のクリーニングやエアコンの取り付けなど、いろいろ手配が必要な面倒なことに関してさまざまなオプションを用意している業者もあります。この記事を参考に、快適な引越しをしてください。