急な引越しでお金がない場合の対処法4つ|費用相場や安く済ますコツも紹介

急な引越しでお金がない場合の対処法4つ|費用相場や安く済ますコツも紹介
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summary
  • 引越し料金の相場を確認し複数の引越し業者やプランを比較してお金がかからない方法を探しましょう
  • 急な引越しでお金が工面できない場合は「自力で運ぶ」「クレジットカードで分割払いする」「お金を借りる」といった方法があります
  • そのほか礼金や敷金などの入居費用がかからない物件を選んだり、不要品の処分費を節約したりする方法もあります

「急な引越しが決まったけどお金がない」このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。引越しの際には、引越し業者に支払う料金だけではなく、物件契約の際に支払う敷金などの初期費用や、家具・家電などをそろえるお金も必要になります。

場合によっては、家賃の数ヶ月分もの費用を用意しなければなりませんが、工夫次第では引越しにかかる費用を大幅に下げられることもあります。

ここでは、「急な引越しが決まったけどお金がない」というときの対処法について詳しく解説していきます。引越し料金を節約するためのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

引越し費用がない場合の対処法

ここまで引越し業者の費用を中心に、引越し料金を節約する方法をご紹介してきましたが、そのほかにも引越しにかかる費用を節約する方法があります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

自力で運ぶ

少しでも引越し料金を安くおさえたいのであれば、引越し業者に依頼せず、すべての荷物を自力で運ぶ方法があります。

自力で運ぶ場合はレンタカー会社にバンやトラックを借りる必要がありますが、時期による大幅な引越し料金の変動を気にしなくて済みます。

いずれにしても、引越し業者にかかる費用がすべてゼロになるというのは大きなメリットと言えるでしょう。

冒頭に紹介した引越し料金の相場でもわかるように、引越し業者に依頼した場合は、単身者の引越しでも5〜6万円程度の費用がかかります。

すべての荷物を自分だけで運ぶのが難しいという場合は、友人などに引越しの手伝いをお願いしても良いでしょう。

その場合には多少の謝礼が必要になるかもしれませんが、たとえ謝礼が必要になったとしても、引越し業者に依頼して料金を支払うよりは総額が安くなるはずです。

自分で引越ししたい人向け!メリット・デメリットやおすすめレンタカーは、こちらをご覧ください。

レンタカーの費用はレンタカー会社によって異なりますが、トラックを借りた場合の費用は、軽トラックで日額約8,000円、2トンショートトラックで日額約20,000円となります。

クレジットカードで分割払いする

急な引越方法もあります。クレジットカードの支払いに対応しているかどうかは引越し業者によって異なるため、見積もりを依頼する前にクレジットカード払いに対応しているかどうかを確認しましょう。

また、賃貸物件を仲介している不動産会社によっては、物件契約時に発生する初期費用をクレジットカードで支払えるところがあります。

ただし、「敷金や礼金などの一部費用の支払いは現金に限られる」といったケースもあるので、どこまでクレジットカードでの支払いが可能か利用前に確認するようにしましょう。

助成金を活用する

住んでいる自治体によっては引越しに対して条件を満たせば助成金を支給してくれる場合があります。

対象になりやすい方は子育て世代やひとり親世代、また高齢者の方になりますが、自治体によっては学生なども対象に入っていることもあるため、対象になるかどうか、また条件が満たせているか事前に自治体のHPなどで確認をとるようにしましょう。

例えば新宿区の「次世代育成転居助成」では子育て世帯を対象として引越し費用等を助成します。

引越し費用は実費にて最大10万円が助成されます。(引越し荷物の搬送代で引越し業者に依頼した場合に限ります)

また転居前後の家賃差額も月額最高3万5千円助成されるなど、サポートも手厚いのが特徴です。

参考:次世代育成転居助成:新宿区

お金を借りる

ここからは、急な引越しの費用を工面するためにお金を借りる方法をご紹介していきます。クレジットカードを所有していないという場合は、お金を借りるという選択肢も検討してみましょう。

キャッシング・カードローンの使用

キャッシング・カードローンの使用

お金を借りる方法として真っ先に考えられるのは、キャッシングやカードローンです。

引越し業者や不動産会社がクレジットカード払いに対応していなくても、クレジットカードのキャッシング枠を利用して現金を借りれば、それを引越し料金の支払いに充てられます。

また、消費者金融のカードローンサービスを利用してお金を借りるという方法もあります。

新たに消費者金融などでローンを利用する場合には、審査に通過しなければなりません。最短30分で審査が完了カードが発行され、その場で融資を受けることが可能な場合もあります。

消費者金融によっては、最短30分で審査が完了するので、すぐにでもお金を借りたいときに役立つでしょう。

銀行などの金融機関では、目的ローンや多目的ローンとも呼ばれるフリーローンを展開しています。

フリーローンには「引越し」という項目があるため、引越し料金に充てるために借りたいと申し出ましょう。フリーローンはカードローンよりも金利が安いというメリットもあります。

ただし、金融機関より引越し業者が発行した見積書の提示が求められる場合があります。キャッシングやカードローンと比較した際、融資までに日数がかかるケースもあるので、急な引越しに利用する際には注意が必要です。

引越しでかかる費用の相場は?

まずは、引越しにかかる費用の相場を単身者とファミリー、通常期と繁忙期に分けて確認していきましょう。

繁忙期(3月下旬~4月上旬)の引越しにかかる費用の相場(同一地方内)

単身者 2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
約46,900円 約98,700円 約126,000円 約143,900円 約189,600円

通常期(5~2月)の引越しにかかる費用の相場(同一地方内)

単身者 2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
約71,300円 約148,300円 約161,000円 約192,4x00円 約257,600円

一人暮らしの引越し料金相場や費用を安くおさえる方法は、こちらをご覧ください。

引越しをする場合の諸費用内訳

実際の引越しでは、下記のような費用がかかります。

  • 引越し業者への支払費用
  • 敷金礼金・仲介手数料、前払い家賃等
  • 家具・家電の処分もしくは購入費用
  • 生活必需品の購入費用

それぞれ詳しくみていきましょう。

引越し業者への支払費用

引越し業者の費用は時期によって大きく変動しますが、工夫次第で節約ができます。

引越し業者によって料金が大きく異なるので、各業者の料金を事前にしっかり比較してから依頼すれば、引越し料金をおさえられます。

見積もりをとった引越し業者の費用が高いと感じたら、複数の業者の費用を確認し、相場を把握、見積もりを比較してから依頼するようにしましょう。

敷金礼金・仲介手数料、前払い家賃等

敷金と礼金は、賃貸物件を契約する際に貸主に対して支払う費用です。敷金は、借主が家賃の支払いを遅延したり、支払能力がなくなったりした場合に、その代金として充てられます。

また、部屋を損傷させた場合には、その修理費に充当されるケースもあります。なお、礼金は賃貸借契約の際に貸主に「お礼」として渡すお金のことを指します。

なお、敷金は退去時にかかる修繕費などが差し引かれ返ってきますが、礼金は「謝礼」なので退去時に戻ってくることはありません。

敷金と礼金の相場は、どちらも家賃の1~2ヶ月分です。ただし、すべての物件で敷金礼金が必要になるわけではありません。

近年では礼金のない物件も増えてきています。また、敷金の代わりに「保証金」という名目で賃貸借契約の際にお金を支払う例もあります。

仲介手数料は、賃貸物件を契約する際に、不動産会社に支払うお金です。不動産会社は借主に物件の情報を提供するだけではなく、物件の契約までをサポートするため、その代金として仲介手数料を支払います。

仲介手数料は契約が成立した段階で支払うものなので、物件紹介の相談をしているときに支払う必要はありません。仲介手数料の相場は不動産会社によって異なりますが、上限は家賃の1ヶ月分と法律で定められています。

建物の賃貸契約の際に前払い家賃を支払う必要があります。契約時には、契約月の家賃を日割り計算して支払い、さらに、前家賃として翌月分の家賃を加えて支払うことが多いようです。

家具・家電の処分もしくは購入費用

家具や家電などが不要になった場合、それを処分する際に費用が発生するケースもあります。

処分費用は不用品回収業者によって異なりますが、品目ごとに回収費用を決めている業者がある一方で、トラックに積み放題の定額プランを用意している業者もあります。

処分する家具や家電の量が多い場合は、積み放題などの定額プランを用意している事業者を利用すると処分費用の総額をおさえられるケースがあります。単品で処分すると割高になるケースもあるので、事前に料金プランを比較検討しておくと良いでしょう。

また、新たに家具や家電を購入する際にも費用が発生します。テレビや冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などの家電だけではなく、タンスや収納ボックスといった収納家具に関しても、Webサイトなどで価格相場を確認して、できるだけ安く購入できるようにしましょう。

なお、近年ではエアコンがはじめから設置されている賃貸物件も多いので、家電の購入にかかる出費を少しでも減らしたいという場合は、エアコン付きの物件を選ぶと良いでしょう。

生活必需品の購入費用

日用品などの生活必需品の購入にかかる費用も用意しておかなければいけません。一般的に必要な生活必需品の例として、下記のような物があります。

  • 寝具一式
  • カーテン
  • タオル
  • シャンプー・ボディーソープなどの入浴用品
  • トイレットペーパー
  • 照明
  • ドライヤー
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 鍋・フライパンなどの炊事用品
  • 食器

日用品にかかる費用も、ネットショッピングなどを利用すれば安く済ませることができる場合があります。

ただし、ネットショッピングを利用すると、注文してから届くまでに時間がかかることもあるので注意が必要です。

引越し費用を抑えるコツ

引越し費用を抑えるコツ

敷金・礼金の安い物件を選ぶ

敷金ゼロ・礼金ゼロの物件なら、敷金・礼金ともに2ヶ月の物件に比べて、家賃の4ヶ月分もの出費を減らせます。

そのため、物件を選ぶ際には家賃だけではなく、敷金と礼金がどのぐらい必要なのかを比較するようにしましょう。

ただし、敷金は退去時の原状回復や修繕に使われるお金なので、敷金ゼロの物件を借りる場合は、退去時の費用をどのようなかたちで負担するのかについて確認しておいてください。

なお、物件によっては、一定期間の家賃が無料になる「フリーレント」を採用していることもあります。

このような物件を選べば、初期費用を大幅におさえることも可能となるので、チェックしてみると良いでしょう。ただし、フリーレントの物件は、一定期間内に解約すると解約料などが発生するケースがあるため、借りる前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。

低価格定額の引越し業者マッチングサービスを利用する

単身引越しナビ

低価格定額の引越し業者マッチングサービスを利用すると、引越し料金をおさえられることがあります。

札幌、仙台、首都圏、近畿、東海、福岡エリアで単身での引越しを検討しているなら当サイトが運営する引越しマッチングサービス「単身引越しナビ」の利用がおすすめです。

単身引越しナビ」は2トンのショートトラックに積み切りの定額プランです。確定金額を確認してから申込みができます。

一般的な一括見積もりサイトを利用すると不特定多数の引越し業者から大量の営業電話・メールが来ますが、単身引越しナビではマッチングした1社にのみ個人情報を共有するため、しつこい電話・メールに悩まされることもありません。

単身者の引越しに必要となる一般的な量の荷物を積み込めて、定額料金にはダンボール20枚(大・小 各10枚)も提供されます。

単身引越しナビの主な特長は以下の3つです。

  • 2トンショート積み切りの定額パック

    積み切り定額パックなので、利用する前に引越し料金が確定します。見積もりと実際の引越し料金が大きく異なっていたというようなトラブルが発生する心配はありません。

  • 連絡を待っているだけで引越し業者が決定する

    申込みは、Webサイトから自分の引越し希望日や荷物の情報を入力するだけ完了します。申込み完了後は、マッチングした引越し業者からの連絡を待つだけです。単身引越しナビでは、不特定多数の引越し業者から大量のしつこい営業電話がかかってくることもありません。

  • 登録されているのは信頼できる引越し業者のみ

    単身引越しナビには、国の許認可(一般貨物自動車運送事業許可)を取得し、独自の審査を通過した優良な引越し業者だけが登録をしています。優良な引越し業者を見分ける方法がわからないという方にもおすすめです。

退去費用を交渉する

賃貸物件の入居者は、退去する際に室内を原状回復する義務があります。ただし、原状回復とは、部屋を借りたときの状態に戻すことではありません。

部屋は普通に使っているだけでも価値が少しずつ下がっていきます。劣化する箇所も増えてくるでしょう。このような状態は経年劣化や自然損耗と呼びます。

経年劣化や自然損耗によって生じたキズなどの修繕費用は、借主ではなく貸主が負担することになっています。借主が負担する原状回復費用は、あくまでも不注意や故意、過失などによって発生した家具や設備の損傷です。

そのため、退去する際には、必要以上に退去費用を請求されていないかどうかを確認する必要があります。

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」や「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」などと照らし合わせて、不要・不当な修繕費が請求されていた場合は、しっかりと交渉を行うことが大切です。

不用品の処分費を節約する

不用品は新居に持っていくよりも、ネットオークションで販売したり、リサイクルショップなどで買い取ってもらったりする方が、引越し料金の総額をおさえられる可能性があります。

なお、引越し業者に依頼する際、荷物の量が多いとそれだけ引越し料金も高くなります。つまり、不用品を処分しないで引越しをするということは、不用品を運ぶために余分な費用を支払っているのと同じというわけです。

処分をするかどうか迷うような物でも、長く使っていない物は引越しを機会に処分するというのも、ひとつの方法でしょう。いずれにしても、「不用品の処分にも費用がかかる」ということは忘れないようにしてください。

まとめ

転勤や退職などの理由で急に引越ししなければならず、お金の工面が必要という場合もあるでしょう。

引越しには引越し料金だけでなく引越し先の家に関わる費用も発生するので、どこまで抑える必要があるのか考えながら、この記事で紹介した中から実践できる方法で検討してみてください。